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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-07-04-Sunday W杯

今回のW杯サッカーは変わった試合が多いなぁ。

ウルグアイ対ガーナ戦は、特に変わった試合であった。

両者1対1で延長戦になり、その延長戦の終了間際のガーナの攻撃で、ウルグアイのゴールキーパーが前に飛び出してしまい、ゴールがガラ空きになった。ガーナの選手が蹴り込んでシュートしたら、ウルグアイのディフェンスの選手がゴールキーパーよろしく両手ではじいてシュートを決めさせなかったのだ。

これは重大なルール違反のハンドである。しかも意図的で悪質なハンドということで、ウルグアイの選手は一発退場の処分、ガーナにはPKが与えられた。

しかし、サッカーの神様はウルグアイに味方したのである。

もし、このウルグアイの選手がハンドをしていなければ、残り時間が全く無かったから、この時点でガーナが2対1で勝っていた場面である。

一発退場覚悟でハンドで防いだウルグアイは成功率が100%ではないPKに持ち込んだと言えるのかもしれない。しかも残り時間が無いから選手が退場で一人減っても痛くもないしね。

案の定、ガーナはこのPKを外してしまった。

結局、両者は1対1のまま、PK合戦になってしまい。このPK合戦でガーナは負けてしまったのである。

なんということだろう。

ウルグアイの選手が意図的にやったのか、咄嗟にやってしまったのかは本人にしか判らないが・・・。

野球でホームランになりそうな球に、外野手がグローブを投げてグランド内に落とすような行為に似ているかもしれない。(この場合はどうなるのだろうか?ホームランになるのか、エンタイトルツーベースにでもなるのだろうか?)

なんにせよ、負けたはずのウルグアイが勝ってしまったのだから、このハンドをしてしまった選手は、結果的に反則によってウルグアイをベスト4に進出させたわけである。

アフリカ勢最後のチームのガーナがこんな形で負けたのは残念な結果であるが、ルールだから仕方がない。

まぁ、ドイツ対イングランドのゴールの誤審も、アルゼンチンのオフサイドもあって、サッカーは主審一人だけで裁くのは難しいかもね。