«前の日記(■2010-07-30-Friday) 最新 次の日記(■2010-08-01-Sunday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-07-31-Saturday この日は

昼に映画「インセプション」を、

妻と観て来た。レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が主演する話題の映画である。

監督は「バットマン・ビギンズ」「ダーク・ナイト」「プレステージ」などのクリストファー・ノーランである。

「プレステージ」という作品の主題がマジックであったのでこの作品は観たが、バットマンシリーズは暗そうだったので観ていなかった。

この「インセプション」はテレビCMで街が立ち上がってきたりする映像がとても面白そうだったのと、難解だという前評判があったので、逆に観てみようという気になったのだ。

夢の中に進入して、情報を盗み出す企業スパイみたいな仕事をしているディカプリオが、日本人の大金持ちの渡辺謙からの依頼で、夢の中の潜在意識に「ある意識を植え付けてきて欲しい」というミッションに挑戦するという映画である。

監督の発想自体はユニークで面白かったが、「潜在意識にこの程度の意識を植え付ける」ことに、果たしてこれだけの危険とお金を掛けるものなのだろうか?という疑問が湧いてしまった。潜在意識なのだから、それが思惑通りに実行されるという保証はないだろうと感じてしまったのである・・・。

映像はとても面白かった。夢の中の不思議な感覚が良く表現出来ていると思うが、夢の中の夢や、他人の夢に、別の他人の夢が入り込むなど、複雑過ぎて、最初から気を張り詰めながら観ていないと、一瞬でも気を抜いて観ていると、訳が判らなくなってしまいかねない。事実、私達の後ろの席の男性はいびきをかいて寝ていた。

最後のシーンがとても思わせ振りで、観客の考え方に任せるスタイルだが・・・。

この日は、帯広の森野球場で2年振りに「日本ハムVS西武」戦が行われていた。

野球を観に行った訳ではないが、妻が夜に「札幌の日本ハムファイターズの女性応援団と帯広の商工会議所女性部との懇親会」に呼ばれて出掛けていったので、私は自宅でソーメンを茹でて一人寂しく食べていたのだ。

妻が帰宅してきてから「西武の工藤公康投手の奥さんからメールが入っている」と言う。

工藤投手の娘さんが、私の娘がキャプテンを務めているフィギュアスケートの団体競技「シンクロナイズド・スケーティング」のチーム「神宮アイスメッセンジャーズ・グレース」に所属しているのだ。

今年4月にアメリカのコロラドスプリングスで開催された世界選手権の応援に妻と私が行った際には、工藤投手の奥さんと一緒だったのだ。

この奥さんという方がとても気さくな方なのである。

工藤投手自身もオフの時には、自動車で娘たちの送迎をしてくれているのである。その縁で、奥さんから「工藤の携帯に電話してみて下さい」とのメールが入っていたのである。

電話してから、喜び勇んで二人で出掛けたのだ。

明日もデーゲームがあるので外には飲みに出られないというので、ホテルの喫茶で80分程コーヒーを飲みながら、話をさせてもらった。

さすが、現役最年長の投手である。普段からの鍛錬と節制がなければとても47歳という年齢までは続けられないだろう。

とても穏やかな話し方をする方だし、野球よりも娘たちの話でおおいに盛り上がったのだった。

帯広は初めて来たということだ。現役を引退したらこういう場所に暮らしてノンビリとゴルフでもしたいと言っていた。その時には一緒に回りましょうと約束して別れた。

娘のお陰で、思わぬ縁が出来たものだ。