十勝環境ラボラトリー(TKL)の活動としては
環境童話絵本の第一作目「おおかみのこがはしってきて(文:寮美千子・絵:小林敏也)(パロル舎刊)」の発刊を3月22日におこなったが、前後して3月4・5日は童話プロジェクトのシンポジュームの開催、16日には市役所記者クラブで会見、19日に出版元のパロル舎の社員が来帯して十勝支庁などを一緒に回り、22日は出版に合わせてフォーラムを開催した。
環境大学公開講座では(肩書は当時)1月:森山正与志(一級建築士)・2月:橘川幸夫(デジタルメディア研究所代表)・3月:片岡勝(市民バンク代表)・5月:斎藤聖美(エースジャパン)・6月:延藤安弘(千葉大学教授)・7月:寺島善一(明治大学教授)・8月:宮嶋望(新得共働学舎代表)・9月:渡辺洋子(カラーアナリスト)・10月:貫成人(埼玉大学助教授)・11月:小松光一(グローバル地域研究所)と4月と12月は飛ばしてしまったが10回開催している。
食文化環境プロジェクトでは、天婦羅職人の久松正さんを浜松から迎えて、十勝の食材で天婦羅料理の講習会を開催した。
1995年にTKLの前身である「国際環境大学構想プロジェクト」で視察に訪れたアメリカのコロラド州ボウルダー市からは秋間美江子さんらが、私の話に興味を持って、帯広市を是非とも見てみたいと友人を伴って5月2・3日と来帯された。
また駒澤大学の同窓会の十勝支部を設立しようという話が持ち上がってきて、こちらの方もやたらと忙しくなってきた。TKLと北の屋台の仕事をやりながら、その暇を縫って同窓生を集めて会議を何度も開催したのである。その甲斐あって10月3日(日)に帯広グランドホテルで「駒澤大学同窓会十勝支部」の設立総会を開催することができ、私は幹事長を務めることになった。
帯広市役所の「都市デザイン委員会」という部局の一員にもなっており、この視察旅行が11月9〜11日まであって金沢市と長浜市を訪れた。
これ以外にも11月18日に「環境を考える経済人会議」が東京の虎の門で開催され、この会議にもスピーカーとして招聘された。この年は何度も東京に出向いているし、屋台の視察でアメリカ・シンガポール・台湾と行っている、夏休みには家族旅行でアメリカに行っているから、何だかやたらと旅行ばかりしていて、ほとんど帯広に居なかったような気がする。
この私的な旅行のほとんどを北の屋台で一緒に活動していたKの旅行会社に依頼していたのだが・・・。まぁその対応があまりにもひどいこと、ひどいこと。
この後すぐにこの旅行会社が破綻するのだが、そうなるとKは北の屋台から給料が欲しいと言い出すのである。(つづく)