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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-12-15-Wednesday 男の嫉妬

嫉妬(しっと)という字には、

女偏を使うが、男偏に替えた方がよいのではないだろうか。

男の嫉妬というのは実に性質が悪いものだ。

私が「楽しそうに仕事をしているのが気に喰わない」という御仁が居られるそうな。私の不徳の致すところかもしれない。

そりゃ〜仕事が全部楽しい訳はないさ。辛い仕事や、面白くない仕事もなかにはあるに決まっている。しかし、楽しそうに仕事をするのは、当たり前の事である。つまらなさそうに仕事をしたら周りの人のモチベーションが下がってしまうだろうからだ。

他人に自分の仕事を話す時だって、エンターテインメントに徹して楽しそうに伝えるのが勤めだと思っているのだ。

それが気に喰わないと言われても困ってしまうだけだ。

そういう、つまらない事を言う御仁というのは、器の小さな人間なのだろうなぁ。

私がしょっちゅう講演に出掛けたり、新聞などに載ったりするのも気に入らないらしい。

「坂本は講演で稼いでいるようだ」と言うが、交通費は実費だし、地方に行くときには前泊・後泊が必要なケースもある。90分間分の報酬で3日間ということだってザラなのだ。儲かるどころか、その分会社の仕事が疎かになり、移動で疲れるだけである。

知らない場所を見ることが出来て勉強になったとポジティヴに考えるようにしているだけだ。

どうやら他人の芝生は青いように見えるのだろう。

よく「他人を羨むより、妬まれる人間になれ」と言われてきたから、それはそれでよいことにしよう。

私は、公的な仕事をする時に、我田引水的な事はしたことがないし、自分の利益の為に行動したこともない(つもりだ)。

組織に所属していると、自分の意見とは異なる事項に多数決で決まることがある。ほとんどの場合は妥協をするのだが、自分の信念と大きく異なることにはどうしても妥協できない事態が生じる。だから、これまでに、多くの組織から脱退してきた。

それが、一匹狼的に見えるのだろう。

群れを頼んで、信念と異なることを遂行する気にはなれない。大人じゃ〜ないなぁと言ってしまえばそれまでだが、青臭いと言われても結構。信念を曲げてまで生きたくはない。

そんな私を面白くなく思う人が居るのも道理だろうと思う。しかし、私のやることにケチをつけるだけなら我慢もするが、何も・・・。

止めておこう。私もその人と同じ位置に下がってしまいそうだから。