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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-12-25-Saturday 畜産大学

23日に帰宅する予定で

あった子供たちは大雪の為に、羽田ー帯広間の23日の全便が欠航となってしまい。またそれぞれの住まいに戻り、24日に改めて羽田空港に赴いて第二便で帰宅したのだった。

24日のニュース番組で、帯広畜産大学の不適切会計の問題で、教授1人が諭旨解雇、教員7人が減給、24人が訓告、厳重注意処分にしたと長沢秀行学長の会見の模様を流していた。

予算運用の妙手として、昔から「預け金」という資金をプールする手法は多く用いられていたのだろう。現行の法律では違法な行為であることは確かなことだろうが・・・。

大学教授の方々とは帯広畜産大学に限らず多くの方とお付き合いをさせてもらっているが、可哀相な面もある。

特に、国立大学から独立行政法人に移行した後は、国からの補助金は減らされ、皆さんかなり苦労しているようだ。

国の言い方からすれば、「企業並に自分の研究費は自分で稼げ」ということらしい。

「企業並みに」というなら会計の仕方も企業並みにしてくれなくては、単年度制で予算をその年度で使い切れというのでは、運営は難しいだろう。

罪作りな制度改革である。

大学とか研究機関とかが、その成果ですぐにお金になる訳ではないだろう。事業仕分けといい何だか実情を理解していない人が規則を作っているように感じる。

弾力的な資金運用を認めなければ同じ様なことはまた起こるだろう。国も中途半端な改革ではなく、大学の自主性で資金を運用できるようにしてあげる必要があると思う。