24日土曜日にクリスマスのお祝いをしようと言う。
クリスマスといえば「鶏肉」という連想で、焼き鳥を食べたいということになり、母親を誘って5人で串焼きの店「たたら」に行った。
子ども達も全員成人したからお酒が飲めるようになったので、タクシー2台に分乗して街中の串焼き屋に出向いたのである。
我が家は、昔からバーッと行って、サッサーと食べて、パッと帰るのが常で、一軒のお店に長く陣取ることが苦手な家族なのだ。1時間以上居座ることはないから、お店に取っては有難い客であろう。
この晩も、1時間で終了した。
母親と妻と次女の3人を店の前からタクシーに乗せて帰宅させ、息子と2人で歩いて近くのスーパーマーケットに入った。風呂上がりに飲む飲み物を買って帰ろうというつもりなのだ。
スーパーで買い物を済ませて、息子と2人でスナックにでも飲みに行こうかと思ったら、妻からサッサと帰って来いとの電話である。
親父が成人した息子と酒を飲みたいと思っているのに・・・。
飲み足りないから自宅で焼酎を飲んで寝た。
翌26日は、子どもの美容院への送り届けと、母親と妻の買い物の荷物持ち兼運転手役である。
夕方に、映画を観に行こうということになった。私は「相棒」が観たいと言ったのだが、多数決で「シュレック」になってしまった。前作を観ていないから、この回だけ観ても・・・と言ったのだが・・・。
夕食は「お寿司」を食べたいという子どものリクエストに応えて「なごやか亭」に行った。最近はお寿司といったらもっぱら回転寿司屋ばかりである。
16:00過ぎの早い時間帯に行ったのだが、さすがに混んでいた。カウンターに4人で座って食べ始めた。一通り握り寿司を食べた後、混んでいる為か、注文した巻物がなかなか出てこない。私はのんびりと時間を掛けて食べることが出来ない性分なのだ。最後に巻物を食べてから、いつものソフトクリームで締めようと思っていたのだが・・・。
握り寿司を食べ終えた後に10分ほども時間が過ぎても巻物が出てこないから、忘れているのかと思い再度、確認したのだが、「遅くて申し訳ありません」と言う。巻物は、裏で機械で巻いているのだろうと思うのだが、全然出て来ないので、映画の時間も迫っていることだし、巻物の注文をキャンセルしてソフトクリームを食べて店を出た。
寿司の代金と映画の代金を賭けて、妻とジャンケンしたが、両方とも私が負けてしまった。このところ連敗している。
シュレックは、なかなか面白い映画だった。登場人物(?)が、皆、私の体型に似ているからだと妻も子どもたちも言う。
いやいや、私には主題が面白かったのだ。研究している「魔術」「欺まし」の要素がふんだんに盛り込まれていたからだ。
詐欺師的なモノ言いの恐ろしさが良く描かれている作品だ。
吹き替え版で観たのだが、それにしても藤原紀香のアテレコの下手さはあまりにもヒドイ。声優の中で、このアテレコだけがシックリいっていなかった。
もう少し声優を選べよ!