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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-03-14-Monday 東日本巨大地震

11日に東北地方で起こった

巨大地震の詳細が分かるにつれて、その被害の大きさに唖然としてしまった。

マグニチュードが8.8から9.0に引き上げられ、犠牲者数も数万人に及ぶかもしれないという。

今回、津波の被害が大きかった東北地方の三陸海岸付近は、かねてから津波の被害があり、防災意識も高く、津波除けの10メートルの高さの防潮堤が造られていた町もあったのに、その防潮堤を越えて津波が襲ってきたという。

いかに、今回の地震が、人間の考えを越えた巨大なものだったかが分かる。震源も点ではなく数十キロに及ぶ線でプレートが跳ね上がったという解説がなされていた。それだけに、予測もしない巨大な津波が襲ってきたということだろう。

震度の7というのも確かにすごいが、揺れでの被害よりも、圧倒的に津波の被害の方が大きかったということだ。

これだけの被害がありながら、略奪や暴動が起こらない日本という国はすごいことだ。

関東では電力が不足して、輪番制で計画停電を行なうとのことだが、関西(60Hz)と関東(50Hz)では周波数が異なるから、融通が難しいのだという。なぜ、そんなことになっているのかというと、明治に発電機を輸入した際に、関東はイギリスから、関西はアメリカから輸入した為にそうなっているのだという。

この狭い日本で、そんなバカな!と感じる。日本は地震頻発国なのだから、今後のことを考えてもこれを機会に統一するべきだろう。

計画停電は初めての試みということだが、疑問に思う。今や電気は社会生活の必需品だ。電気無しでの生活などあり得ないだろう。色々な面で支障が起こる。例えば、私の娘の居るマンションはオートロックだ。

電気が停まれば、鍵が開かなくて家の中に入れないところだって出てくる。冷蔵庫や冷凍庫が3時間も電気が止まったら中身は使い物にならなくなる。

ここは政府が大きな企業や工場などの操業をしばらく停止させて、一般家庭への混乱を避けるべきだろう。そうしなければ益々社会全体が混乱してしまう。

第一、一番電気を使用するであろう、テレビ局がこんなに同じ様な報道なのに、こんな数が必要なのだろうか?

NHK+民放1局で十分なのではないか?民放各社が話し合って、それこそ輪番制で放送するくらいのことをやるべきだろう。

各家庭でコンセントを抜けだの節電しろとアナウンサーが言っているのはチャンチャラオカシイだろう。

数万人に及ぶと言われている犠牲者の方々のご冥福を祈るとともに、一刻も早い復旧が望まれる。