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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-04-21-Thursday 震災後の

3.11の東日本大震災から

40日以上が経過したが、テレビのニュースからは被災地の復興や福島第一原発の処理が遅々として進まない姿を毎日見せられて、気が滅入ってくる。

被災地に建てる仮設住宅も用地や建築資材が不足していてなかなか建てられないのだという。

どうも見ていると役所の役人の頭が堅過ぎる気がしてしょうがない。もっと柔軟に対応出来ないものなのか?

義捐金にしたって、今月末にようやく一部が払われるとのことだが、あまりに遅過ぎるのではないだろうか。

確かに、原則として公平かつ平等にという姿勢は理解できるが、今はそんなことを言っている時ではないだろう。

津波から逃れる為に、着の身着のままで逃げだして家を流されてしまった人は、現金の持ち合わせもないだろうし、貯金通帳や印鑑なども持っていないだろう。当座の生活費を一刻も早く欲しいというのが偽らざる心情であろう。

こういう時は、超法規的措置で、国がお達しを出して、直ぐに被災者と思しき人に10万円ずつでも配れば良い。但し、これを悪用して不当に受け取った者は罰則を通常の2倍にする。とでも発表して各行政にすぐに実施するように通達を出せば良いのだ。各自治体に任せていたら対応がバラバラになってしまうし、横並び意識があるから最初に動こうとはしない。こういう時にこそ国が動かなくてどうするのだ。

のんきに復興計画なんぞの会議をやっている暇なんぞないゾ。優先順位というものが判っていないのではないか。

被災地の避難所でも、若い働ける人間には、瓦礫の撤去作業や仮設住宅建設の手伝いをしてもらって日当を出せば良いのではないだろうか。

身体も動かさずに、他人の世話ばかりになっていると、人間としての尊厳を失ってしまう。他人に頼り切りになってしまうのは、今後のことを考えたら宜しくないメンタリティを生む元になってしまいかねない。

自ら復興するという気概が必要だと思うのである。

被災者に職を造り出すことが重要なのだ。

いくらでも仕事はあるだろうに・・・。

自ら音頭を取って、現実的な作業が出来る人間は政府に居ないのか!