毎年、会社で実施しているもので、胃(バリウム)、血液検査、尿検査、目、耳、心臓、肺のX線、身長、体重などを病院で調べてもらうのだ。
私も受け始めてから12〜3年になる。
医者の知り合いの中には、定期健診なんて何の役にも立たない、単なる気休めだと言う人もいるが、素人としては年に一度調べてもらって安心したいというのが人情というものだろう。
今回の健診で体重は72㎏で去年と変わらなかったのだが、ウェスト周りが4㎝増えていた。看護師さんからも、一昨年は88㎝、去年は91㎝で、今年は95㎝、順調に肥えてますね。と言われてしまった。
事前に書く問診票に、体調管理だったかダイエットだったか文句は忘れたが、医者の指導で改善するつもりがあるか?というような項目があって、「すぐにでも始める(?)」という様な項目に印を付けた。
確か去年も同じ項目に印を付けたはずだったが・・・。
体重が変わらずに、ウェストが太くなっているということは、身体全体の筋肉が落ちて、脂肪がお腹に集中しているということだろう。明らかに運動不足である。
最近は鏡を見る度に、我ながら恰好悪いなぁと感じる。
先日、洋服を買ったと書いたが、結婚したての時は、Y体で、その後順調に、AY体→A体→AB体→B体→O体へとサイズがあがっていっている。
毎年、家族で写す写真を額に入れて居間に飾ってあるのだが、それを見ると昔の私は別人である。26年間でよく肥えたものである。
今年は真剣に痩せようかと思っている。
18時半から帯広市内のワシントンホテルで、母校の柏葉高校の常任幹事会・総会が開催されたので出席してきた。私は同窓会の文化部長ということになっている。
会場に行ってみて受付で、私が欠席ということになっていた。先週の11日に開催された役員会の出欠確認のハガキに「11日水曜日はマジック教室の為欠席します。総会には出席します」と書いたのを、毎週水曜日はダメと解釈したのだと言う。
若い人のテーブルに席を作ってもらって出席することになったが、いつもの役員席と違って、かえって話題が新鮮で面白かった。怪我の功名というやつである。
宴会で東日本大震災の義援金の募金を行うという。若い役員がテーブルを回って歩いて集めていたが・・・。
この義援金であるが、震災後2ヶ月以上も経つと言うのに未だに被災者の手元に渡っていないというニュースを見たばかりである。
1800億円以上もの義援金が集まったというのに、政府、若しくは集めた赤十字あたりの組織は何をノンビリとやっているのだろうか?
公平にとか平等にとかの御託を並べているが、世界中の人々からの善意を何だと思っているのだろうか?サッサと役に立てなければ義援金の意味がないだろう。
義援金がすぐに被災者の手に渡ったり、支援活動などに使われていて、まだ足りないというなら、いくらでも追加で出そうという人がいるだろうと思う。しかし、2ヶ月以上たっても全然使われないなら、追加で出そうという気が大きく削がれてしまうのではないか。緊急性を理解しないで、公平に平等になんていうのは平時の理屈だ。
この辺が、菅政権の対応の不味さなのではないだろうか?
世間の人の、気持ちというものをまるで理解していないのではないか?
義援金の募集をみてふとそう感じた。