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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-06-02-Thursday 東京の

東京のサラリーマンは

大変だなぁ〜とつくづく感じた。

大学3年生の息子が、今月中旬からインターシップとやらで、40日間企業に行って仕事をするらしい。

その会社とアパートとの通勤時間が片道1時間半ほども掛かるとのことだ。「往復3時間も掛かるから大変なんだよ」と妻の携帯に電話が入った。「父親でなく母親に電話するというのが気になるなぁ」と妻に言ったら、「やっぱり母親なのよ」とドヤ顔で言うから「そうだな」と納得したフリをするしかないが・・・。

大学の近くに住んでいたら、この通勤の辛さは分らないだろうから、ちょうど良い経験になるだろう。

東京のサラリーマンは通勤に片道1時間掛かるのはザラで、中には2時間以上という人も居るらしい。

毎日、毎日通勤に4時間!?

帯広から2時間以上も掛けたら札幌まで(帯広ー札幌間は特急列車で最速で2時間10分)行けてしまう時間だから、自宅と会社の間が徒歩12分という環境に暮らして居る私にとっては毎日、日帰り出張している感じだ。

疲れるだろうし、毎日の通勤時間は一体どうやって暇をつぶしているのだろうか?

私も大学生の時には2年間ほど、埼玉の大学に通う姉と一緒にアパート暮らしをしたことがある。2人の大学の中間地点ということで池袋にアパートを見つけたのだが、毎朝の池袋ー渋谷間の山手線の通学は辛かった。

当時(昭和52〜54年)はまだ、フレックス出勤なんて制度が無かったから、池袋で山手線に乗るまでが大変だった。改札口から既に大行列で電車を8〜10本くらいは乗れずに過ごす。乗れたとしてもギュウギュウ詰めで新宿までは身動きひとつできない。新宿でかなりの人が降りて一寸一息ついても、すぐに降りた人数だけ乗ってくるから、再び鮨詰め状態が渋谷まで続くのだ。

渋谷で地下鉄に乗り換えて大学まで、ナンダカンダでアパートから大学までは1時間以上は掛かっていた。行きの山手線内は無理だったが、地下鉄からは本を読めたので、読書三昧できたから私にとっては良かったのだが。

現在は、当時ほどではないにしろ、まだまだ通勤ラッシュというのがあるのだろうから、2時間以上も掛けて毎日通勤するのは体力的にも大変な重労働であると思う。

昼食も、東京のサラリーマンは店の前に行列を作って待っている。1時間の昼休みで、会社から飲食店までだって5〜10分は時間が掛かるだろう。さらに店で10〜15分も待たされて、食事の時間は10〜15分程度で早飯し喰いをして、食べ終わったらすぐに会社に戻らないとならない。ナンとせわしい毎日なのだろう。

東京の会社と、帯広の会社では給料の額に相当の差があるが、帯広は家賃や物価は安いし、時間はタップリある。

若い頃は、帯広って何てツマラナイ街なんだろうと思っていたが、この年令になると、たまに東京に遊びに行く位がちょうど良い。

息子も、そういう辛さを体験した方が、帯広の良さを実感できるだろうと思う。こういうことはドンドン体験してもらいたいものだ。