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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-06-03-Friday バッカじゃなかろか

政治家の連中は

皆、バッカじゃなかろうか?

何をやっているのだろう。国民の9割以上はそう思っているのではないだろうか?

総理大臣の不信任案を提出するしないで、自民党と公明党が騒いでいたが、どうせ成立などするまいに、何をこの時期にバカなことをと呆れていたら、今度は民主党の中にこの不信任案を成立させようとする小沢一郎の一派が暗躍して、そこに鳩山由紀夫が加わって、71人(82人の造反で可決)だかが集まり成立しそうな無雰囲気になったらしい。

菅首相は、可決されたら解散する。と言っていたが、東北地方があの状態では投票など出来る訳がないだろうから、選挙など到底無理なことは百も承知のはずだが・・・。

それで慌てた菅首相が、鳩山由紀夫と会談して、鳩山が3つの項目の条件を出して退陣を決断させたという。(菅首相は、信用してくれとこの確認書に署名することは拒んだようだ)

国会前に開催された民主党の代議士会で菅首相は「震災対応の目処がつたら辞任する」と表明して、急転直下、日和見した鳩山一派は反対票を投じることになった。

不信任案可決のシナリオが狂った小沢一郎は鳩山の行動に対して怒ったという。

菅首相は辞める時期を決めた訳ではないと言うし、鳩山は第二次補正予算の目処が立つ(6月末)頃にと言うし、岡田幹事長は3つの項目の確認書は辞める条件ではないと言うし、それに対して鳩山は「人間はウソついてはいけない」とどの面下げて言っているのかしらないが・・・。

結局、鳩山一派が反対票を投じて不信任案は否決されたが、小沢は欠席、松木謙公は賛成票を投じた。

茶番もいいところだが、質は最悪の出がらし茶番劇である。

その後の首相の会見では、一定の目処というのは原発事故が終息を迎える頃だと言い出したようだし、側近には「俺は辞めるつもりはない」とまで言っているらしい。原発の終息には10年以上も掛かるから、これから10年以上も続けるつもりなのかもしれないが・・・。

言った、言わない。賛成する、反対する。辞める、辞めない。

何だ、これは、ガキの喧嘩じゃあるまいし。

結局は不信任案を否決(一度否決された不信任案は同じ国会会期中には再提出できない)させる為だけの、「その場しのぎ」のデタラメな策だったようだ。

これで解散総選挙という事態は、一応は避けられたようだが、逆に菅首相のリーダーシップは益々減少してしまうだろう。こういう詐欺的な姑息なやり方は民主党の党内抗争を激化させるだろう。

自民党も、自民党だ。原発事故のもともとの責任は、自民党にあるだろう。それを民主党の菅内閣の罪であるかのように言うのは無責任だ。

もう、日本の政治家は国民から完全に呆れられている。

実に情けない政治家共だ。国会議員は全員辞職してしまえ!

こんな奴等に日本の未来を託したくはない!

今回の一連の政争で、こう思った国民は大多数になったことだろう。

あまりにもレベルが低い争いをやっているだけだ。もういい加減にしてもらいたい。