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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-06-14-Tuesday 雑草

雑草の生命力の強さには驚かされる。

この春に我が家の庭にタンポポの花が一面に咲いて、辺り一面が真黄色になった。

自分でタンポポを除こうとしたのだが、根が深くてなかなか取り除けない。中腰の姿勢は腰の悪い私にはかなりの重労働になるから、いつも来てもらっている庭師さんにお願いしたのだが、庭師さんは根からの駆除ではなく、庭の土の表面を削るようなやり方なので、1週間もするとまた伸びてくる。

門から玄関までの間をインターロッキングという敷石でビッシリと固めてあるからここには雑草は生えないだろうと思っていたのだが、石と石の僅かな隙間から雑草が芽を出して来た。

摘める程度の大きさになったものは気が付く度に引き抜いていたのだが、ここ最近の雨で、雑草も元気になって、一気に量が増えてしまった。

門と道路のアスファルトの隙間からも雑草が生えてきたので、鎌で丁寧に取り除いたのだが、こちらも1週間もしたらまた生えてきた。

犬を飼っているので、あまり除草剤は撒きたくはない。

そうなると人力でやるしかないのだが・・・。

雑草の生命力には敵わない。

我が家の前の道路に植樹してある樹の下にも、下草の「雀の帷子」が伸びて1m位の高さに成長している。犬の散歩の際に近所の雑草の状態も見るのだが、何故だか、我が家の前の雑草の背丈が、近所よりも高いのだ。犬のおしっこの栄養が行き渡っているからだろうか?

これも鎌で刈ろうかと思ったが、市役所が刈って運んでくれるというのでそのままにしているのだが、何ともみすぼらしい風景に映る。

市内の空きビルの前の道路や建物とアスファルトの隙間から雑草が生えている光景を見掛けると、侘しさが増してしまう。

雑草には可哀想だが、雑草はみすぼらしさのバロメーターなのだ。雑草が生えているととても周りをみすぼらしくしてしまうから頻繁に駆除しなければならない。

商店街も雑草が生えないように常に人が歩いていなければ活気が生まれないのだ。

雑草と人間がいたちごっこをしている場所が活気がある場所なのだ。このいたちごっこを止めた途端に商店街は廃れる傾向にあるようだ。