(この文章は5日午前中に書いている)
4日のニュースで松本龍復興担当大臣が岩手県庁で達増知事と会談した際に「知恵を出さなけりゃ支援しない」、「俺は九州だから何市と言われても何処だかわからない」とかの発言をし、宮城県庁で村井知事と会談した際には「長幼の序を判っていない、先に部屋に入って迎えろ」「これはオフレコで書いた社は終わりだ」なんて言う様なことを腕組みしてエラソ〜に発言している映像が流れた。
テレビ局のカメラが入って撮影しているのに「書くな!」とオフレコ発言しても意味がないだろう、テレビは書かずに映像を流しただけだから松本大臣様の「書くな!」には反していないよなぁ〜、それにしてもそもそもこんな発言をすること自体がオカシイ。
今のこの時期に、こんな発言をしたらどの様な事態になるのかも考えられないのだろうか?
だとしたら、こういう直近の未来すら予見できない奴が復興担当大臣なんて最悪だ。
これは不測の事態ではない、自ら招いた事だ。
この松本という奴は一体何を考えているのだ?
自分を何様だと思っているのだろうか?
そもそも言葉使いがなっていないだろうに。
「復興をやってやる」的な発言はフザケテいる発言だ。まるで、自分の金で復興させてやるかのように聞こえる上から目線の発言である。
なんで、政治家にはこんな奴しかいないんだ?
そういえば、就任の会見の時には突如サングラスを掛けて「チーム・ドラゴンだ」「民主党も、自民党も、公明党も嫌いだ・・・」なんて舞い上がったのかフザケタことを言って顰蹙をかって釈明させられたばかりであったのだが、まるで懲りていないどころか、もっと酷い発言をやってしまった。これでは復興の審議に入る前にまた国会が停滞してしまう。自らの発言で停滞させたのでは大臣失格だ。
これは、野党側からの反発は相当大きいだろうなぁ〜と思っていたら、身内の民主党からも批判が出た。
岡田幹事長は、半分呆れた「もう、やってらんね〜よ」と言いたげな表情で会見していたが・・・。
当の松本大臣様は「何が問題なんだ?」と言っていたが、ぶらさがり会見では「私は九州の人間ですけん・・・。B型で・・・」というこれま問題な発言をしていた。
これを書いている内に辞表を提出したというニュースが入ってきたが、さもありなん。
今回の内閣改造の一番の目玉ポストに据えた大臣が、たったの1週間程度で、自らの失言で辞めたのではお話にもならない。
任命権者としての菅直人の責任はどうなるのか?
そもそも、任命した菅首相がこの件で一切会見をしないのは逃げているとしか見えない。
菅直人は、見栄えが良い所は自分が会見するくせに、こういう会見には出て来ないズルさがある。
リーダーはこの逆でなければいけないだろうに・・・。
辞めるべきは松本よりも菅直人の方ではないのだろうか?
いずれにしろ、オソマツな事態である。