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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-07-24-Sunday プロゴルフトーナメント

北海道で開催されている

男子プロゴルフトーナメント「長嶋茂雄インヴィテーショナル・セガサミーカップ2011」第3日目を観戦して来た。

7月8日に「札幌学院大学」で講義をしに行った際に、新札幌駅に貼ってあったこのゴルフトーナメントのポスターを見掛けて、そういえば大学のマジッククラブの同輩のS君がセガサミーホールディングスに勤めていたなぁと思い出し、S君に招待券をおねだりしようかと考えたのだが、帯広に戻ったら連絡するのを、すっかり忘れてしまっていた。

すると13日に自宅にS君から手紙が届いていて、その中にこの「セガサミーカップ2011」の招待券が2枚入っていたのだ。一瞬、アレッS君にお願いしたんだったっけ?と思ったほどだったが、手紙には「招待状をもらったので勝手に送らせてもらいました」と書いてある。

これは以心伝心で私の願いが繋がったのだと嬉しくなって「イャ〜実はお願いしようと思っていたんだ。ありがとう」とすぐに、お礼のメールを打ったのだった。

2枚あるから、妻に「行くかい?」と聞いたら「行く〜(石川)遼君を直に見てみたい」と言うので2人で行くことにした。

どのみち、リニューアルオープンした新千歳空港を視察に行かねばと考えていたし、トーナメントが行われる会場は新千歳空港近くの「ザ・ノースカントリーゴルフクラブ」なので、ゴルフの観戦半分、空港の視察半分で行くことにした。

私のゴルフ歴は28年程もあるが、これまでゴルフトーナメントの観戦はしたことがない。他人のプレーを見るよりも、その時間があったら自分でプレイしている方が良いというタイプなのである。

そんな私が今回観る気になったのは、妻とは異なる感情であるが、やはり石川遼という存在が大きい。直に見てみたいと思う様な、こういうスター選手が居るということはゴルフ界においても宝だろうと思う。

自動車を運転して行くのは疲れるし、会場のゴルフコースは千歳駅からバスで15分程度の近場である。無料送迎バスが出ているということもあるので帯広駅09:07発ー千歳駅11:11着のJRで行った。

会場には11:40頃に到着、まずは10番ホールのティグランドに設置された観戦スタンドの一番前に陣取った。

そこでは中嶋常幸、平塚哲二、P・シーハン組から最終組の金庚泰、ドンファン、市原弘大までの5組のティショットを目の前で観た。

やはりスイングスピードと飛距離のすごさは半端ではない。10番はやや左側にドッグレッグしたコースで右側は272ヤードで池に入る。左側には大きなバンカーがあって、このバンカーを越えるにはキャリーで252ヤードを打たなければならない。全員、「アレッどこを狙って行くのだろう」という方向に打って行く。ドライバーを持った選手はバンカー越えを狙い、池が心配な選手は、3番ウッド以下のクラブで打っていくのだ。プロゴルファーは252ヤードなんて屁でもないという感じで軽々とバンカーを越えていく。打って行く方向、距離感覚、スイングの音など現場でしか感じられないものがある事が良く判った。このティショットを見ただけでも来た甲斐があったというものだ。

最終組が打ち終わった後は、15番のグリーンに移動して、セカンドショットとパットを久保谷健一、園田峻輔、白佳和組から石川遼、広田悟、D・スメイル組まで見て、16番ショートホールの石川組と最終組のティショットを見て、18番に移動してロングホールの石川組のセカンドショットを見てから帰った。

観客の6〜7割が石川組に付いて回っている。やはり遼君人気はものすごい。遼君はオーラというか、魅力を感じる選手だ。直に見ることができてテレビでは伝わってこない臨場感を味わえた。

しかしだ。北海道の観客のマナーは最低だなぁ〜と感じた。プレイに入っているのに動き回る観客が多いのだ。可哀想だなぁ〜と感じたのは石川と同組で回ったスメイルと、石川の直後の最終組で回った選手である。

16番ショートホールで9アンダーで同率首位にいたドンファン選手が、ティショットを右にプッシュアウトして池ポチャした時、妻は「アラッ、最終組のプロゴルファーでも池ポチャするのね」と驚いていたが、あれは、16番を終えた石川組が17番に移動するのにくっ付いて回っている観客が、彼らが打つ時にも静止しないで動いていたのが、視線に入ったのが原因ではないかと思う。

18番ではスメイル選手が第3打を池ポチャしたが、この時はスメイル選手の構えている3mほど前をおばちゃんが、石川見たさに歩いて移動していたのが視線に入った為ではないだろうか。ゴルフは結果のスポーツだから、例えどのような妨害があってもやり直すことは出来ない。

そんな時は仕切り直せば良いのだが、こうしょっちゅうやられたのではリズムが狂ってしまうだろう。スメイル選手は明らかに「もう勘弁してよ〜」という様な表情をしていた。

プロのカメラマンもパットの直前にシャッターを押してしまって、選手が仕切り直す場面もあった。北海道での観客のマナーをもっと指導する必要があると感じたが、プロのプレイを真近に観ることが出来てとても参考になった。帯広に戻ったら早速試してみようと思う。

14:40には終了したので、1週間前にリニューアルオープンした新千歳空港に行ってきた。随分とまた大きくしたものだ。映画館や入浴施設まである。こんなに沢山のテナントを入れて果たしてそれだけの客が来て買い物などをしてくれるのだろうかと疑問に思った。まぁ今後を見ることにしよう。

帰りのJRまではまだ時間があるので「アウトレットモール・レラ」に行くことにした。妻は「レラに行っても絶対に何も買わないよ!」と私には釘を刺しくせに・・・、結局、私は買い物をしなかったが、自分だけは何点も買い物をしていたのだった。