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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-07-26-Tuesday 北の屋台10周年

23日の北海道新聞朝刊に

「北の屋台開業10周年」という大きな囲み記事が掲載されていた。

小見出しには『「脱マンネリ」へ努力』と載っていて、その記事の中で、北の起業広場協同組合の久保裕史専務理事のコメントとして「北の屋台はまだ成長過程にあり、慣れやマンネリを払拭していかないとこの先は短い。お客さまはどんどん変わってきているのに店主が変わらなければ、衰退につながる」との言葉が載っていた。

新聞を読んでいて思わずプッと噴き出してしまった、何をとぼけたコメントを発しているのだろうと。

私が北の屋台を去った2007年3月末は、まだ第二期の途中であった。2007年11月末日までが第二期の期日であったのに・・・。

この退任した辺りの事情については、このブログの「マイヒストリー」に詳しく書いたからそれを見てもらうことにしてこの場では割愛する。

私が辞めた後に、第三期、そして今年の第四期の店主達を選んだのは、他ならぬ北の起業広場協同組合だろうに・・・。

その選んだ責任者本人が、ぬけぬけと「店主が変わらなければ・・・」というコメントをするとは、驚くというのか、呆れるというのか、何と言ったらよいのか見当もつかない。

そもそも、こんなコメントを新聞に掲載されて、組合は恥ずかしくないのだろうか?

それともこのコメントの恥ずかしさすら認識できていないのだろうか?

自分で4期連続で同じ店主を選んでおきながら「店主が変わらなければ、マンネリになる」って???、一体どういう論旨なんだ?

それに、そもそも、新しい企画を立案したり、実施したりするのは組合の仕事だろう、新人の店主らにそれを求めるは酷な事なのではないだろうか?

それを私が辞めた後には全く新しい事業はやりもせずに、私が在籍していた時と同じイベントばかりやっていて、何が「マンネリを払拭していかなければ・・・」なのだろうか?

論理がまるでメチャクチャだろうに。

変わらなければならないのは、組合そのものなのではないのだろうか?

店主は素人を3年毎に毎回入れ替えるのが最初からのコンセプトなのだから・・・。

新しい企画や行事を組合が発想(企画)できないなら、組合の存在価値は無いに等しいだろう。今回の10周年をキッカケに十勝・帯広にとって有意義な「北の屋台」いや北の起業広場協同組合になって欲しいと切に願っている。