スズメ蜂が多数出入りしている。
朝の犬の散歩の折に、犬がその街路樹の下でオシッコしようとしゃがんだ時に蜂が、私の頭の上をブンブンと飛んでいたので気が付いたのだ。
同じ町内の民家にスズメ蜂が巣を作ったのを、この前撤去してもらったという話を聞いたばかりだったから、その時の蜂がこちらに巣を移動させたのかと思ったのである。
散歩の際に隣家のMさんに「ずいぶんとスズメ蜂が多いですね」と言ったら、Mさんは「2ヶ月前ほどから蜂が多いなぁと気が付いていた」と言う。
早速、市役所に電話した。
市役所の電話受け付けの娘に「街路樹のスズメ蜂の撤去の依頼はどの窓口に相談したら良いのだろうか?」と聞いたら「ハチの巣の撤去は自費になりますから業者の紹介になります」と言うので、「街路樹なんだから市役所の管轄ではないのかい?その辺を聞きたいのだから、まずはその担当の窓口に繋いでちょうだい」と伝えた。
受付の娘がこういう受け答えをするのはあまり宜しくはないなと感じた次第である。
「蜂の巣は確認してますか?」と聞かれたので「スズメ蜂が恐いからジックリ見てはいないが、やたらとスズメ蜂が多数出入りしているところを見ると多分巣があるのではないかと思う」と言っておいた。
判ったことは自宅の敷地内に蜂の巣がある場合は、市役所があっせんする業者に自分の費用で撤去を依頼するのだという。
今回は市道にある並木の街路樹なので市役所が対応するということになった。
名前と住所と電話番号を伝えたら、早速に対応してくれたが、街路樹には結局巣は無かったという電話が入った。
自宅前の街路樹の樹種は甘い樹液が出るのでアブラ虫などが出易いのだそうだ。蜂は肉食なのでそのアブラ虫を捕食する為にたくさんこの街路樹に群がっているのだそうだ。最近この手の苦情が多いのだが・・・と言う。
一応、枝を少し掃って「ハチに注意」の看板を付けて帰ったようである。
でも、スズメ蜂に刺されたくはないし、車で近づいて見ても葉っぱが多いから巣があるのか、ないのかまでは確認できなかったのだから仕方ない。市役所の担当者には無駄足を運ばせてしまったようだ。
でも、スズメ蜂がたくさん寄ってくることは未だ解消されていないから刺される危険性が消えた訳ではない。
これだけたくさんのスズメ蜂が群がるということは、どこかこの街路樹の近くに巣があるということなのかもしれない。
ひょっとすると我が家の敷地内に巣があるのかもね。そうなると、これも困ったものである。