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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-11-03-Thursday 文化の日

今日は会社が休みだ。

朝からベッドに入ったままでいたら、愛犬のバニーがまた家の中でウンチをして足で踏んでしまい後片付けで一日が始まった。

以前に、私のマジック蔵書を見にわざわざ東京から来た、研究熱心なプロマジシャンの上口龍生さんから3日の昼のテレビ番組に出演するというメールが入ったので見ていた。日本テレビ系の「ヒルナンデス」という番組である。

龍生さんの出演の前に、大道芸人で水晶玉のパフォーマンスをする人とボイスパーカッションの2人の芸人が出た。

龍生さんは「和妻」という日本の古典手品の「サムタイ」と「胡蝶の舞」を演じていた。さすが研究熱心な人だけあって、古いマジックに新しいエッセンスを加えての演技でなかなか良かったと思う。

気になったのは、水晶玉のパフォーマンスは素晴らしかったのだが、終演後が頂けなかった。テレビカメラの前で素人の司会者などにやり方を教えてしまったのだ。しかも教えたら素人がすぐに出来てしまい。せっかくの技の魅力が半減してしまった。こういう芸能はマジックと同じに秘密の部分があるから神秘的になって良いのであって、同じ教えるにしてもテレビカメラの公衆の面前でやってしまってはいけない。本人はサービス精神のつもりなのだろうが、もし、昔のマジシャンの様に師弟関係があろうものなら、お師匠さんにこっぴどいお目玉を喰らうか、さもなくば破門ものの重大な問題である。

恐らく、最近の芸人は師匠が居なくて、DVDやユーチューブなどで映像を見て独学で覚えるから、こういう事をやってしまうのだろう。

もう少し芸能の意義を理解してもらいたいと感じた。

夜には、今日もマジック教室である。昨晩の「勝毎アカデミー」のマジック教室とは別で、帯広のマジッククラブの方々に個人的に指導をしているのだ。

「今日は文化の日で会社も休みだから中止にしましょう」と言ったのだが、6日の日曜日にマジックを披露するので稽古をつけて欲しいというのでやることになったのだった。

18:30〜20:00までの1時間半に3人にマジックの指導をした。3人とも異なるマジックを指導するのである。

マジックの指導というのは、実は自分の練習にもとても有効なものである。他人に教えることで、自分ひとりの練習では気が付かなかった観客への見せ方などが分かることも多い。

マジックを指導している時も楽しいのだから、どうやら私は根っからのマジック大好き人間なのかもしれない。