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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-11-18-Friday ら抜きの殺意

演劇「ら抜きの殺意」を観てきた。

18日19:00から、とかちプラザレインボーホールで富良野塾OBユニット9名による演劇が行われた。

団員の一人、松本りきさんは知人の娘さんであり、私の娘と同じフィギャスケート教室とバレエ教室に通っていたという縁もあって、倉本聰さんが主宰していた富良野塾関係の公演が十勝で行われるとほとんど観に行っている。

やっぱり生の舞台は良いなぁ〜。

今回の「ら抜きの殺意」は職業を偽ってアルバイトをする国語教師が、勤務先の、ら抜き言葉を話す若い男性、敬語の使い方がメチャクチャな若い女事務員、ギャル語をしゃべる社長、男言葉を使う社長夫人、何を言いたいのか訳が判らなくなる若い男性社員など、現代の乱れた言葉に囲まれて混乱していくコメディである。

誤まった日本語やことわざの誤用など大いに笑わせてもらったが、劇中何度か、日本語について考えさせられる場面もあった。果たして自分は正しい日本語を使ってはいないかを。

特に「正しい日本語を使っているのに、上から目線で他人をバカにしている」と指摘された主人公に、あれ〜っ何だか自分のことを言われているようだなぁ〜という感じがしてドキッとしたのだ。

妻にも良く「いっつも偉ッそ〜うに、上から目線で鼻でフンッと笑って人をバカにしているように感じる」と指摘されているからだ。自分ではそんなつもりは全くないのだが・・・。

人のフリ見て我がフリ直せだなぁ。

それにしても、最近の政治家、特に鳩山由紀夫以後の総理大臣が皆揃って「○○○させていただきます」という妙にへりくだったような使い方が気になる国民はけっこう多いのではなかろうか。