橋下徹率いる大阪維新の会が圧勝した。
投票前には、週刊誌などで、橋下徹候補の家柄やら父親のことなどが随分とたくさん書かれていたが、選挙の時に相手方を攻撃する「怪文書」として、このような類のモノが出回ることはよくあることだろうが、一般人が読む半分公器に近い(?)週刊誌の文春やら新潮やらが書いたのには驚いた。
でも、これって選挙妨害に当たらないのかしらん。
しかし、この手の妨害に近いネガティブ・キャンペーンが全く効果を上げずに橋下側が圧勝したのだから大したものである。彼にはブレない強さがある。良いか悪いかはここでは別問題にしてもリーダーがフラついていたら人は付いてはいかないものだからだ。
橋下の精神力の強さには敬服する。ネガティブ・キャンペーンは大阪人の気質からすると逆効果だったのだろうなぁ。
橋下新市長には、思い切った改革に着手してもらいたいが、効率化の為の効率化によるやり過ぎはマズイと思う。
確かに、大阪市役所の公務員の意識改革は必要だろうし、二重行政の無駄が多いことも事実だろう。だが、急激なやり方では、意識の低い人間は反発するものだし、無駄が全て悪いわけでもない。何が必要な無駄で、何が不必要な無駄か(こう書くと矛盾しているように感じられるかもしれないが・・・)を見極めてもらいたい。
まぁ、何にせよ、大阪府民及び市民が橋下の「大阪都構想」に期待して投票したのだろうから、既得権益にべったりとしている連中は戦々恐々としているだろう。
今回の選挙で維新の会の的に回った既成政党の連中も青くなっていることだろう。あれだけ固まったのに負けたのだから・・・。
しばらく大阪から目が離せない。