«前の日記(■2011-12-08-Thursday) 最新 次の日記(■2011-12-10-Saturday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-12-09-Friday 今朝の新聞

今朝(9日)の北海道新聞朝刊の

とかち帯広版に『「会計が不明朗」と指摘 帯軟野球有志が会発足』という見出しの記事が掲載されていた。

まだ事の真偽は定かではない様だが、どこの組織にも似た様な問題があるのだなぁ〜というのが感想だ。

私も以前に所属していた某組合の不明朗な会計をこのブログで何度も指摘しているからだ。

多少なりとも税金から補助金を受けている団体ならば、預かっている資金の会計は明朗でなければならない。

例え補助金を受けていない組織であっても、他者から預かっている資金の用途は明確にしなければならないはずである。

私が指摘した某組合は、20軒の屋台から毎月2万円ずつ計40万円もの「広告宣伝費」を徴収している、年額にすれば480万円にもなるが、この使途を一切明らかにはしていない。

家賃という名目で徴収している部分に関しては組合の収入なのだから、役員が例え世間一般の常識からは、かなりかけ離れた高額な報酬を得ていたとしても、その組織の運営方針なのだから、顰蹙をかうことはあっても法律には抵触しないだろう。

が、しかしだ、名目が「広告宣伝費」である以上は、全体の広告宣伝費以外の出費は一切認められないはずである。

何故こんなことを書くのかと云うと、先日、帯広空港の観光案内所や十勝川温泉の3つのホテルの観光案内所を覗いてみたのだが、この某組合のパンフレットが置かれていなかったのだ、パンフレットがあったのは「十勝乃長屋」のパンフレットであった。少なくとも広告宣伝費を徴収して製作している筈のパンフレットが空港やホテルに置かれていなくて、ライバル(?)のパンフレットだけが置かれている状態を何と考えたらよいのだろうか?一体、何部作成したの?

当然、どんな広告宣伝にどの様に使用したのかの明細を、徴収している人達には明らかにする義務があるだろう。

それを、私が辞めた後のここ5年間は一切明らかにしていないのは何故なのか?480万円×5年間なら2千4百万円もの大きな金額になる。

この某組合は家賃以外に「広告宣伝費(月額2万円)」と「共益費(月額2万円)」という別な科目で徴収している。

「共益費」という項目は、トイレの費用(ペーパー、水道、電気、清掃など)、共用通路の費用(冬のロードヒーティング電気代、照明代など)、商店街会費など等に使用されるが、これは預かり金であるから、年間を通せば、徴収した金額とほぼ同額が右から左に動くだけであるはずだ。この項目でも利益をだすことは許されない。だから、どこそこにいくら払いましたという領収証があればそれを報告すれば良いだけなのだが、それすらやっていないという。これで、その組合には4人ものスタッフが常駐して居るというのだから、彼等は一体どんな仕事をしているのだろうか?という疑問が湧いてくるのだが・・・。

まぁ、この組織の人達は金銭感覚が一般とは異なるのかもしれないなぁ〜。