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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-12-29-Thursday 見た事のない風景

我が社の正面に

昭和39(1964)年から建っていた旧藤丸百貨店ビル(北洋銀行ビル)の取り壊し作業が進んでいて、今日現在で6階建ての建物だったものが1階部分まで取り壊した。

道路を隔てて向かい側に建っている我が社の6階の事務所から作業を眺めていると進行具合が良く判る。

クレーン車やユンボ車などの大型の車3台をどうやって上げたのかは見ていなかったから判らないが屋上まで上げて、それで破壊しながら階層を少しずつ下げて行くのである。

壁が残るがそれをワイヤーで引っ張ってビル敷地の内側に引き倒すのだが、その時の衝撃がものすごい。水を掛けながらの作業ではあるが砂埃とズズ〜ンという地響きで、一瞬、地震かと思うほどなのである。

会社の事務所に居ると、その砂埃が飛んで来るのだろうか、喉がイガラッぽくなる。

このビルは昭和39年に建ったビルだから、現在の私の会社のある場所で生まれ育った私でも物心付いた時には既に建っていた。

だから、その後の昭和42年に建設した我が社から西側を見る風景には常に目の前に藤丸ビルが建っていたのだ。我が社と藤丸ビルは同じ様な高さだから、当然、西側には藤丸ビルの正面しか見えなかったが、今回の工事で1階部分まで解体が進むに連れて、西3条の道銀ビルの姿が見え、今はその手前のブティックの姿まで見えるようになった。

遠く、日高山脈の姿も見えるから、風景が一変したのだ。

生まれてこのかた見て来た風景なのだが、壁が無くなると、それは、初めて見る風景なので、何だかとても新鮮な感覚がするのだ。

これまで、我が社の写真を撮る時には斜めからしか写せなかったが、向かいのビルが全部壊れたら、初めて正面から撮影出来るのではないかと思っている。また新しいビルが建ったら写せなくなるから、工事が終了したら撮影させてもらおうと考えているところだ。

ここ最近は、我が社の向かい側のビルが立て続けに取り壊されるので、中心街の風景がまるで殺風景になってしまった。

早いとこ誰かが購入して、帯広の中心街に相応しい建物を建ててもらいたいものである。