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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-12-30-Friday 日本の政治家

日本の政治家の行動を

見ていると暗澹たる気持ちにさせられる。

28日に先頃、仮釈放で娑婆に出て来た元衆院議員の鈴木宗男(文中敬称略)が新党「大地・真民主党」を、松木謙公・石川知裕・横峯良郎・平山誠・浅野貴博の5人の議員と結成したと発表した。

政党助成金を受ける要件として年内に5人以上の国会議員の構成メンバーが必要だとのことだから、お金欲しさに駆け込みで結成したのは明らかだが・・・。

何と言うか、ものすごいアクの強いメンバーだね〜。

まぁ、消費税やらTPPやらで、これから政局になっていくことを見越して、キャスティングボードを握ろうということなのだろうが・・・。

鈴木宗男と石川知裕は我が郷里十勝の足寄町の出身だし、松木謙公は北見だったかな?5人の内3人が北海道出身というのも何だかなぁ〜。

横峯良郎も政治家として相応しくないと、さんざんに週刊誌で叩かれている御仁だし、後の2人はこれまで全く聞いた事がない政治家だし・・・。

このメンバーで何をやるのだろうか?とにかくイメージがあまり宜しいとは言えないことだけは確かだろう。

29日の夜のニュース速報で、民主党が消費税の導入を了承したというテロップが画面に流れた。

野田首相が出席して、民主党の税制調査会が出した案(2013年10月に8%、2015年4月に10%)を半年先延ばして決着したというから笑わせる。

国民が何故、反対しているかの根本を正すことなく、期限を半年先延ばしただけで、一体何の問題解決になるというのか?ますます民主党の政党としてのメチャクチャぶりを国民に印象付けただけではないだろうか?

恐らく、国民の大半は消費税を上げなければ日本がダメになってしまうかもしれないということを感じているだろう。上げることは止むを得ないが、だが、その前に公務員給料の引き下げや、議員の定数削減とかの方が先だろうと思っているのである。

だから、今回の消費税の引き上げも、上げる代わりに、公務員給料と議員定数削減法案を同時に国会に提出すれば、そんなに大きな反対にはならなかっただろうと思うのだ。

なぜ、野田首相は消費税増税だけに執念を燃やすのか理解出来ない。歴史に名を残したいということなのだろうか?

それにしてもだ、消費税の増税を何故に2段階にするのだろうか?

我々、商売をしている身にとっては、レジスターやら自販機やらコンピュータやらの設定変更や、値段表示替え(税込み総額表示だから)やらが面倒だし経費も掛かるのだ。

中途半端な8%という税金では計算も面倒臭いし、ようやく値段を覚えた頃にまた変更では対応が本当に面倒だ。

いっそのこと最初から10%の方がよっぽどありがたい。

まぁ、いずれにしろ嘘つき民主党に未来はないから、この消費税問題で、日本の政治の再編が起こるであろうが、現在の国会議員の連中なら誰と誰がくっついたとて期待なんかしていないけどね。