14日土曜日に今日公開の映画「ロボジー」を妻と一緒に観て来た。かなり以前に予告編でチラッと観た時から面白そうだなぁと思っていたのである。
例によって「夫婦50歳割引料金」で2人で2000円である。何度も同じことを書くが、2時間楽しんで一人1000円なら安いものである。
映画館に置いてあったチラシを見たら、200人のオーディションで受かった73歳の新人、五十嵐信次郎と書いてあるが、予告編を観たらミッキー・カーチスに似ている人だなぁと思っていたのだ。そうしたら本当にミッキー・カーチスだったので、話題づくりの手法だったのかな?
監督の矢口史靖の作品は「ウォーターボーイズ」と「ハッピーフライト」を観ているが、なかなかにコメディの上手い監督で、ワッハッハと大笑いさせるわけではないが、ところどころでクスッと笑わせてくれる監督である。
例によってまだ観ていない人の為に、筋立てや内容については詳しいことは書かないが、まぁ、今回のシチュエーションやストーリーには少々無理があったように思う。がしかし、映画はフィクションなのだから、まぁ目くじら立てるほどのこともない程度だろう。
シチュエーションに無理があって、そんな馬鹿なと感じても、映画は楽しければ、それで良いのである。
主な舞台になったのは北九州の門司市であったが、映画の中ではハッキリと都市名が分かるような場面は出てこなかった。
2006年に私が下関市に講演に行った際に船で門司に渡って門司駅前でバナナの叩き売りを見た場所や人力車で市内観光をした場所が出てきたので判ったのであるが、見たことのある風景が出てきてとても嬉しくなったし、北の屋台を始める前の1999年に何度も視察に行った博多のキャナルシティも出てきたので懐かしくなった。
自分が行ったことのある場所が映画の舞台になるのは意外に楽しいことである。