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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-01-19-Thursday 蔵書

私の蔵書に関して

たびたびこのブログにも書いているが、先日も、どう云った種類の本なのか詳しく教えて欲しいという希望があったのでここらで一度紹介しておくことにする。

2007年3月末日で「北の屋台」から卒業したことで、自分の時間が取れる様になったのをキッカケに、私のマジックの師匠である故ジミー忍(1943.06.26-1996.05.11 53歳で逝去)師の「マジック博物館を作って欲しい」という遺言を実行することにした。

それまで、師の死後に送られて来た約1000冊ほどの「忍コレクション」と、私の4500冊ほどの「和昭コレクション」は我が家の一室に山積みにしてあったのだが、地震で崩れたままになっていたのである。

4月に会社の一室に、指物師に特注で本棚を作製してもらい、自宅から少しずつ運び込んでは整理を始めたのであるが、師のコレクションと私のコレクションは500冊ほどはダブっていたのであった。

マジックの後輩が8月中旬に全冊の表紙などをデジタルカメラに収めてくれて整理をし出してくれたのだが、私の本だけではなく他の方のマジックの本も一緒に整理されているので、私のコレクションがこの時点で何冊なのかは判らなかった。現在に至るも、この写真に写した部分の整理はまだ出来ていないから、およそ5000冊と言っているだけである。

この写真に写し終えた2007年8月19日以降に購入した本は、購入した日付、書籍名、出版社名、著者名、発行年月日を全てコンピュータにワードで記録を続けているが、2007年8月19日〜2012年1月16日の4年5ヶ月間で購入した書籍は3380冊になった。だから以前の約5000冊+3380冊で約8000冊所有していることになる。

そのジャンルであるが、詳しく分類すると①は「手品」「奇術」「マジック」「和妻」などの市販本。これは江戸時代からの一般の書店で販売されたマジックのやり方を書いた本である。マジックの種類も「カードマジック」「シルクマジック」「コインマジック」などや「科学マジック」「数学マジック」「視覚マジック」などがある。

②は「レクチャーノート」「私家本」などの一般書店では販売されていないマジックのタネ明かし本で、マジシャンが自分で作ったマジックを教える為に作成した本で、発行部数も100冊程度の少ないもので薄い本が多い。③は「マジックの歴史」「マジシャンの自伝」などの分野。④は「マジシャンが作家となって書いた小説」若しくは「マジックを題材にした小説等」「絵本」「童話」。⑤は「マジックショーのプログラム」。⑥は「会員向けのマジック冊子」。これらが直接のマジック関係の本である。

これ以外に、「不思議」というキーワードで、「超能力(念力・透視・テレパシー)」「霊能力」「心霊術」「オカルト関係」「スピリチュアル関係」「予言」「UFO」「未確認生物」「妖怪」「お化け」「こっくりさん」「陰謀」「錬金術」「占星術」「占い」「魔術」「魔女」「悪魔」「神話」「宗教」「新興宗教」「古代文明」「忍術」「錯視」「錯覚」「迷信」「勘」「ツキ」「大道芸」「サーカス」「香具師」「見世物」「寄席」「屋台」「伝統芸能」「パントマイム」「催眠術」「心理学」「コールドリーディング」「詐欺」「だまし」「カジノ」「ゲーム」「パズル」「確率」「暗号」「回文」「映画・写真トリック」「折り紙」「あやとり」「ジャグリング」「かくし芸」「パラドックス」などの関係書籍を収集しているのである。

この「不思議図書館」には、おおよそのこの世の中の不思議なことに関しては網羅していると思う。

今後は、まだマジックの私家本やレクチャーノートなど出版数の少ないモノや、昔の本を購入することに執念を向けたいと考えている。

ただ、問題は、私の死後に、このコレクションをどうするかという問題である。妻はモノを集めることにまったく関心がない人だから、せっかく収集したコレクションを散逸させてしまうのは日本のマジック界に於いても大損失になってしまう。妻はマジックには全く興味がないし、子どもらも同様だ。早く孫を産んでもらって、その孫にマジックを仕込みたいのだが・・・。でも、まずはその前に子どもが結婚してくれなくてはならないなぁ〜。