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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-03-22-Thursday 諸事雑感

東電の電気料金値上げの

いい加減さはヒドイものだなぁ。騙すつもりはないなんて言っていたが、相手が気が付かなければOKと云うズルイ姿勢がミエミエである。

自民党の河野議員が先日の朝のワイドショーでこの企業向け契約のズルさの告発みたいなことをやってから、ようやくメディアも騒ぎ出したようであるが、一体、東電と云う企業の体質はどうなっているのだろうか?

福島第一原発の事故は、自分達には責任は一切ないと思っているのだろうなぁ〜。だからこんなことをやるのだろう。

枝野経産相の会見も「開いた口が塞がらない」なんて無責任なことを言っていたが、そもそも東電の値上げについては政府がしっかりと指導するべきことだろう。人任せにしておいて、さも、自分は知らなかった。東電の対応には呆れると言っても、国民は同じ様にフザケルナ!としか言わないだろう。この国の大企業も政治家も皆、腐っている。

それに比べて、昨日開幕した選抜甲子園野球での石巻工業高校の阿部主将による選手宣誓にはグッとくるものがあった。

政治家の連中の軽い言葉よりもよっぽど人を感動させるものがあった。

埼玉県東松山市のマンションで鉄製の足場が倒れて、保育園児が下敷きになって死亡した事故が報道されたが、この死亡した園児はこの4月に小学校に入学する予定だったというではないか。小学校の入学は人生の中で我が子の一番可愛いらしい行事である。おじいちゃんやおばあちゃんらもランドセルや机などを買ってあげて、入学式を楽しみにしていたに違いない。ご両親等ご親族の気持ちを思うといたたまれなくなる。工事業者は、デフレで安い工賃しかもらえない時代だから、少しでも経費を安くあげたいと云うことなのだろう。安全性よりも経済性を優先させた結果であろう。強風の中、足場を固定していなくて、しかも担当者が現場にも居なかったというから、これは重大な問題である。しかし、いくら賠償されたとて、可愛い我が子が戻って来る訳ではなし、こういう事故は起こしてはいけない。

財政破綻寸前の大阪府泉佐野市がネーミングライツとかで市の名前を売却するというから呆れた。企業が買って、ヘンテコリンな商品の名前が付いたりしたら、住民は恥ずかしくなって、その町から逃げ出すかもしれないではないか。遂にアホもここまできたか。

この国は一体どこに行こうとしているのだろうか?そろそろ国外に逃げ出す準備でもしておこうかと思ったら、ハワイの別荘地販売で詐欺事件が起きたような報道があった。終の棲家を常夏のハワイに求めた老夫婦数十人から数千万円ずつ数億円の金を騙し取って自己破産したという。

悪い奴が多過ぎる。一体何を信じて生きれば良いのやら・・・。