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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-05-25-Friday バニー

我が家の愛犬バニー(黒ラブラドール・レトリバー♀)は

今年16歳の老犬である。

知人の獣医が「16歳で自立できるラブラドールは初めてだ」と言ったくらいなのだから相当に珍しいことなのだろう。ドッグイヤーは人間の7倍だと云うから、それで計算したら御年112歳の長命と云うことになる。

バニーの相方の♂のサニー君(白ラブラドール)は3年前の2009年5月20日に13歳で死んだ。

夫と書かずに相方と書いたのは、バニーちゃんはサニー君を馬鹿にしていて、配偶者としては認めていなかったからだ。夫婦にして子どもを作らせようかと思ったのだったが、サニー君は遂にチェリーボーイのまま死んでしまったのである。

だから、サニーは夫と云うよりは召使いと云う感じで、いつもバニーの前ではビクビクしていたものだった。

バニーの後ろ足が不自由になってから、もうかれこれ1年半は経過している。サニーは同じ様な症状になってからスグに気落ちしてしまい、2週間程度で食事がのどを通らなくなり衰弱して死んでしまったのだが、バニーは1年以上経っても、「何くそ!これくらい」と時々自分で立ちあがっては歩きまわるし、食欲も旺盛で、快食、快便、快眠なのである。

ところが、ここ2日間ほど、いつも与えているドッグフードをまったく口にしなくなった。犬用のチーズや私の朝食のパンの耳など、ドッグフードと違うものしか食べなくなり急激に痩せてきた。

きっと「自分はもうすぐ死ぬから、最後に美味しいものを食べてから死にたい」とでも思っているのかもしれない。

試しに息子に送る荷物の中に入れる予定で買った、六花亭の「めんこい大平原」と云うお菓子を与えてみたら喜んで完食したのであった。

もともと、私が風呂上がりに食べるアイスキャンディのおすそ分けが大好きだったのだが、死ぬ前に思いっきり甘いものを食べたいのかもしれないと思って半分ほどをあげたのだがとても喜んでバクついていた。

どうやらバニーにも死期が近づいている様な感じである。朝起きて、まず最初に恐る恐るバニーの部屋を覗いて見るのが習慣になってきた。