ウナギは大好物と云う訳ではないが、たま〜に食べたくなるから不思議だ。
特に東京に行くとウナギの美味しい店が多いので、上京した時にはウナギをを食べに行くことが多い。
私に似て、ミュージカルや寄席などの芸事が好きな次女が大学生だった時には、上京すると娘を呼び出して、新宿の末広亭で落語を聞いて、ウナギを食べるのが好きだった。
それが今年は仕入れ値が高くなり過ぎて、鰻屋も値段にストレートに反映出来ずに四苦八苦していると云う。
ウナギは庶民のたまの、ちょっとの贅沢品ぐらいの値段でなければならないだろう。高値の花になったのでは落語の話と噛み合わなくなってしまう。
テレビを見ていたら、アフリカからの輸入まで検討していると言う。アフリカのウナギは寸足らずで尻尾の方が細くなっている。
10年ほど前にタヒチに行った時に、散歩していたら、道路の側溝にウナギがやたらとのたくっていた。形は日本のウナギとほとんど同じだったし、丸々と肥えていた。あれなら手づかみでも捕まえられるのにモッタイナイなぁと思っていた。きっとタヒチの人はウナギを食べる習慣が無いのかもしれない。
捕まえてそのまま食べたのでは、泥臭くて美味くないだろうから、真水に入れて泥を吐きださせれば、きっと美味しいウナギになると思うのだ。
食べずにいる場所から買うならまだ良いのかもしれないが、まぁ、マグロの様に世界中から集める必要なんてことまでは必要ないが・・・。
手頃な値段で美味しいウナギが食べられたら良いなぁ〜。でもそう云えば今夏はまだウナギを食べていないなぁ〜。