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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-08-04-Saturday 松山千春コンサート

数日前、妻に友人から

「松山千春のチケット有るけど、一緒に行かない?」と云うお誘いが来た。妻は二つ返事で行くと言ったという。妻も友人も2人共、野外コンサートは初めてで、会場の広さと人の多さにビックリしたらしい。

席はブロック毎に区切られていて、B席というかなり良い場所で、周りは関東近郊のファンクラブの人達で、隣に座った千葉からのご夫婦から千春さんの生い立ちから現在までの経緯を詳しく聞かされたと云う。

ファンの人は彼の歌に喜んだり、涙ぐんだり、自分の青春を思い出すようにコンサート楽しんでいたそう。このご夫婦はこのコンサートの為だけに高い飛行機チケット代やホテル代もモノともせずに来たのである。ファンってありがたいものだな〜。コンサートは2部形式で、アンコールも含めて、17時に始まり20時30分まで。2部が始まると曲やMCに政治色が強くなり始め、「いじめ問題」や「原発問題」に言及し自分も日本の役に立つ為には政治の世界に入るのも選択肢の一つかも知れない等々の発言を始めると、ファンからブーイングが出始めた。彼の予想では「頑張れよ〜応援するぞ〜」という声を期待していたのだろう。コンサート終盤ではファンの熱い思いを感じて涙ぐんでいたようだ。すくなくとも、あの夜の舞台上の彼は、これからも歌手活動を続けてファンと共に歩んで行く覚悟を決めた様子だった。と俄かファンの妻は熱っぽく語っていた。Ⅰ部では「これが最後の野外コンサート」と言っていた彼がアンコールの後に「これからも歌い続けるぞ。来年も野外やるぞ」と語り、ファンから拍手喝さいを受けていたらしい、しかし義理人情を大切にする彼が鈴木宗男氏の依頼を断ることができるだろうか?板ばさみになって辛いところだろう。

コンサート終了後、出口に観客が殺到しているさなか、花火が打ち上げられた。バス乗り場までの道は狭く暗く曲がりくねった道である。おまけに途中に橋もある。誘導員は「立ち止まらないで進んで下さい」と云うが前は詰まって進めないのに後ろから押され、危険だなと感じた時に、ファンの人達が「ここで事故が起こったら、千春の責任になるから、皆落ち着いて行動してね」と呼び掛け合って大事に至らなかったようだ。

松山千春は政治家なんぞにならなくても、立派に日本の役に立ってるじゃ〜ないか。立候補した時点でマスコミの格好の餌食になり、有ること無いこと書かれて、潰されてしまうのがオチだろう。ファンはこれを危惧してるのだろう。良い歌をこれからも聞かせてほしい。妻と友人は俄かファンのくせに本物のファンクラブの人達に交じって歌って踊って楽しんで来たようだ。

サプライズで出演した前田亘輝の声量ある歌にも感激し「今度はTUBUのコンサートに行こうね。」と約束して別れたようだ。おばさん達って元気だなぁ〜。