お坊さんの集まりで5日夜に帯広市内のホテルで講演してきた。
禅宗から門徒まで色々な宗派のお坊さん11名の前で話すのは結構緊張した。なにせお坊さんはお通夜や葬儀の後に「説教」をする、いわば話のプロであるからだ。
この会はお坊さん達の勉強会で、色々な職種の人に話を聞いて見聞を広める目的で集まっているそうである。
我が家が檀家である永祥寺の住職も参加していたが、今回の講演の依頼は自宅の町内会が一緒のお寺のお坊さんからの依頼なのである。
今回、私に与えられた時間は30分間しかない。
いつもの講演は90分間であるから3分の1の時間である。30分間でまとめるのはなかなか至難の業である。
何の話をしようか迷ったが、結局マジックと北の屋台のエピソードを交えての話にした。
かなり端折りながら話したが、全部を話すことは出来なかった。そのままホテルの別室で食事会に移るので、足りない分はそこで話すことにした。
部屋を移って、お酒が出てくる前に「カップ&ボール」と云う世界最古と言われるマジックを演じた。
周りをぐるりと囲まれて演技であるが、まぁなんとか不思議には感じてもらっただろうと思う。
その後、食事をしながらスプーン曲げやらメンタリズムなどを実演しながらマジックの話をして盛り上がった。
やはりマジックと云うのは最強の趣味である。楽しい時間を過ごすことができた。