今日も帯広は曇りの予報だったのに・・・。
昨晩も曇りの予報が外れて、露天風呂に入っている時にザンザン降りの雨になったし、一体どうなっているのだろう。
これだけ沢山の人工衛星を打ち上げて、宇宙からの映像の精度も上がっているはずなのに、何故にこんなに外れるのか?
気象予報士の質が落ちているのか?それとも地球がオカシクなっていて、予報の範囲を超えた異常な状態なのか?
でももう少し正確でも良さそうなもんだが・・・。
今日は、ジュエルクラブと云うゴルフのコンペが帯広国際CCで昼から開催された。天気予報は曇りだから出掛けたのに・・・。
私は雨の中でもゴルフをやるほどのゴルフ好きではない。最初から雨の予報ならキャンセルするのだが、スタート直前からポツポツと雨が落ち始め、一番の第二打を打つ時には傘無しでは居られないほど激しい雨になってしまった。それでも一旦参加してしまった以上は、雨が降ってきたからと云って途中で止める事は出来ない。競技委員が中止と言わない限りは、多少の雨なら競技は続行されるのだ。
傘を持ちながらのゴルフは腕に変な力が入って調子が狂うし、雨の中のスイングはどうしても早打ち気味になってしまうので好きではないのだ(誰も好きな人はいないか)。
そこへもってきて、今日の国際CCのグリーンの状態はヒドイかった。
東コースの1・2・3・4番までは通常のグリーンであったが、5番ホールのグリーンから「エアーレーション」を施してあったのだ。エアーレーションと云うのは、恐らく北海道独特のグリーン管理の方法だろうと思うが、グリーン面に小さな穴を2センチ間隔位にビッシリと開けていき、芝の根を切断しながら砂を撒き、穴から空気を入れて、次年度の芝の状態を改善することである。
5番で私の打ったアプローチショットが左に強めに引っ掛けてしまったのだが、普通ならグリーン左奥に転がり出てしまうようなミスショットであった。それがエアーレーションの穴に丁度スッポリと入ったのか直角に右に曲がってピタリとピン下40㎝に付いたのである。
ラッキーと思ったのだが、丁度ライン上に穴が無数にある。キャディさんに聞いても穴でどちらに切れるか判らないと云う。まぁ40㎝でしかも真下だから強めに打てば入るだろうと思って打ったら穴でジャンプして外してしまったのだ。
この後のコースのグリーンには全部エアーレーションが施されていたのである。しかも今日の使用グリーンはサブグリーンでだ。
本来、サブグリーンって何の為に存在するのか、ここのゴルフ場のグリーンキーパーは分っているのだろうか?
本グリーンをエアーレーションするなら、サブグリーンはエアーレーションしないで使わせろよ!本グリーンもサブグリーンも一緒にエアレーションするのは、単に仕事が面倒だから一緒にやってしまえ!と云うなら最悪である。
ここから、怒りが加わって、全員が崩れ出した。なにせ、パットがポンポコ、ポンポコと跳ねまわり、ボールには砂が付くのであるから、まともなパッティングなんて出来ないのである。この状況でグリーンフィーをまともに払うなんて冗談じゃないぞ!
シングル連中が軒並み90台のスコアである。なにせ今日のベストグロスが82だと云うのだから・・・。
それに、昨晩読んだ漫画「黄金のラフ」が悪影響を与えたようである。この漫画の主人公の藤本草太と云うのは、何が何でも全ホールバディーを狙っていくと云うハチャメチャなゴルフをする奴なのである。
今日、私は珍しくシャンクが2回も出て、ものすごいブッシュの中に入れてしまった。同伴競技者がこれは打つのは無理だねと言うし、キャディさんもアンプレアブルにしますか?と聞く様なヒドイ状況であったが、草太なら出せるとばかりに私もサンドウェッジで挑戦したら、何とか脱出だけは出来たのだが・・・。
やはりこういう行け行けドンドンのゴルフはヨロシクない。スコアが悪いと云うこともあったが、気が大きくなって無茶な攻め方をしてはまたスコアを崩すという悪循環のゴルフをしてしまった。
天気予報が外れて雨の中でゴルフをやって腹を立てていたのでは精神衛生上ヨロシクない。ストレス発散どころかストレスが貯まった一日であった。