2日11時から帯広駅南側の日航ノースランドホテルで親戚の足立純朗さんの一周忌法要が営まれた。
法要後の食事の支度が出来るまでの休憩時間に、JCOBの人達や父の知人だった人達から、私が親戚側の席に座っていたので、坂本家と足立家は一体どう云う親戚関係なのかと云う同じ質問を4人の方から受けたのであった。
純朗さんの息子さんの嫁さんの実家が「坂本」姓なので、そちらの関係なのか?とも聞かれたが、これは全くの偶然で、こちらの坂本さんとは全く関係がない。
足立純朗さんの奥さんの俶子さんは有田重太郎さんの10人兄弟姉妹の下から2番目の娘であり、私の祖母が重太郎さんの妹であるから、私の父と淑子さんは従兄弟同士という関係になるのである。
私の昭和2年生まれの父もJCに入っていたし、昭和10年生まれの純朗さんもJCに入っていたから、共通の知人が大勢いるのに、意外とこの関係は知られていなかったのだなぁ〜と感じた。
帯広市のような人工17万人規模の街だと、それこそ、辿っていけば皆親戚になるのではなかろうかと思う。
坂本家と有田家は近い親戚であるのに、意外とその関係が知られていないというのも不思議な感じである。
親戚の席と云っても、皆既に亡くなっていたり、年で動けなくなっているから、それぞれ息子や娘が代わりに出席するのだが、年代が一代ずれると交流が無いからもう分からなくなってしまう。
最近は結婚式には遠い親戚は呼ばなくなっているから、葬式や法事くらいしか顔を合わせる機会がない。
私は長男だから、まだこういったものに出席するが、私の兄弟たちならきっと分からなくなっているだろう。
血の繋がりというものが段々薄れていくようである。煩わしさは減るのだろうが、何だか寂しい気もする。
血縁というものをもう少し大切にしなければならないだろうと思う。