死んだのは今年の7月20日、かれこれ半年が過ぎようとしている。
改めて我が家を眺めてみると、あちらこちらに犬が壊したり汚したりした跡が目立つ。
犬には家の中を自由に歩かせていたから、よく歩いた場所の床材のフローリングが痛んでいるのが特に目立つ。目立つだけならまだしも、爪でひっかいたからササクレ立っていて、スリッパ無しで歩くとトゲが刺さってしまうほどである。
廊下は絨毯を敷いていたが、この汚い絨毯をはがしてみたら、両面テープの糊がベッタリと付いていて取れない。廊下は白い両面テープの跡だらけの状態になっている。
カーテンもボロボロだし、臭いも取れない。
新しい年を迎える前に、主だった所だけでも修繕することにしたが、素人では無理なので、本職に依頼した。
その作業が15日土曜日の朝8時30分から17時まで掛かったのである。今回の床の張り替えはダイニングだけにしたが、ダイニングだけでもかなりの広さがあるから半日仕事になる。値段の関係で、木材のフローリングは止めにして、クッションフロアの木目調のモノを、前のフローリングの上から貼ってもらったのだ。見た目には以前のモノと変わらないが、木材とクッションフロアでは滑りが異なるから、スリッパが引っ掛かってしまう。それでも久し振りに床が明るくキレイになったので気分はスッキリした。カーテンも出来あいの安売りのモノで済ませた。だが、床とカーテンがキレイになったら、壁紙の汚さが目立つようになってしまった。
本当は壁紙などにも犬のオシッコの臭いが染み付いているから替えたいのだが、一度には出来ない。
サニー君は死んだ直後にロト6で4つの数字を当てて14000円程を恩返しに置いていったが、バニーちゃんは・・・。
バニーの性格からすると「自分が壊したり、汚した分は自分がちゃんと後始末します」というのではないだろうかと期待している。
きっと来年はバニーの恩返しで家をキレイにすることが出来るかもしれない。バニーちゃんはサニー君よりも優秀な犬だから・・・。