東京・築地市場で開かれ、青森県大間産のクロマグロが1匹1億5540万円の史上最高値で競り落とされたそうな。アホじゃぁなかろか!
昨年付けたこれまでの最高値(5649万円)の2.8倍もの価格で1キロあたりだと70万円になるという。
落札者は、去年と同じ、すしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村(東京・中央)だった。
落札されたのは昨年暮れに水揚げされた222キロのクロマグロで、セリは過去数年と同様に「すしざんまい」VS「板前寿司」(香港資本のすしチェーン店)の一騎打ちになった。
喜代村の木村清社長は「話題づくりを期待しているわけではなく、お客さんに一番いい物を食べてもらいたいと思った結果」と話しているというが・・・。この1億5540万円の内、8割の1億2432万円は釣った漁師の収入になると言うが・・・、この次にセリにかけられたクロマグロはせいぜいが数百万円程度の値段らしいから、このマグロと一体どこがどう違うのだろうか?
誰がこのマグロを初競りに掛けると決めたのかなど等、漁師間や漁協などで揉め事にならなければ良いのだが・・・。これは罪作りなセリであって、メデタイ競りではない。
初競りのご祝儀価格というのは色々なモノに付けられるが、これでは異常を通り越してアホとしか言いようがない。
宣伝費として、各メディアが紹介するから、この社長は競り落としているだけだ。
メディアも一切取り上げなければ良いのだがニュースとしては出したい部類の話題なのだろう。NHKみたいに一切会社名を出さないとかでもやったら良いのに・・・。