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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-01-27-Sunday 日曜日の過ごし方

土曜日の夜に温泉から戻ってきたら

22:30頃に広小路の居酒屋が火事だという電話が入った。かなり大きな火事らしい。

すぐに近くで飲食店をやっている知人の店に電話して状況を聞いたら、かなりな量の煙が出ているとのこと。

道路も封鎖して消火作業にあたっているとのこと。

我が家も昭和41年に火事になっているだけに火事の恐さは身を持って知っている。

広小路は昨年アーケードを直したばかりだが・・・。

太陽の光が入るようにプラスチック状のもので覆っているが、あれは熱には弱い性質のものだろうから融けてしまわないだろうか?

火事になった居酒屋は木造建築だから類焼の危険も大きいだろう。アーケードが消火作業の邪魔にならなければ良いのだが・・・。

翌、日曜日の朝に車で前を通って現場を見ようと思ったのだが、依然として道路は封鎖されたままですぐ前は通ることは出来なかった。

少し離れた場所から見たのだが、正面はまるで火事になったようには見えないが、内部は全焼したのだという。

周りの人に聞いたら、朝方の7時過ぎまで完全には消火できなかったというからかなり長時間くすぶり続けたことになる。外に火は漏れなかったようだが内部は全部焼けてしまったのだろう。

火事の後は独特の嫌〜な臭いがするものだ。近所の店もこれでは商売上がったりだろう。しばらくはこの臭いが消えないから困ったものなのだ。建物を解体して全てを片付けなければこの臭いは消えないだろう。

昼から住宅のある町内会の新年会が駅前のふじもり食堂で開催された。私は副会長を仰せつかっていて、総会の議長をしなければならないので火事の現場をゆっくり見ているわけにもいかない。あわてて会場に向かったのであった。

会場は2階の大広間、畳の部屋で通常は座布団使用の部屋であるが、老人が多いので椅子席にしてもらった。最近の飲食店はどこも畳に椅子を入れる準備をしている。これをやらないと座布団に座ることが苦手な老人には拒否されてしまうからだ。しかも最近の若者も座布団座りが苦手な人が多いから、椅子は必需品になっている。

町内会は年々、高齢化が進み、行事の参加者が減っている。アパートやマンションの住人で町内会に加入している人は数人しかいない。段々人数は減ってくるし、役職を振り分けても、老齢で出来ないという人が増えてきて、若手といっても私の55歳が若手なのだから推して知るべしで、市の広報誌を配ることも出来ないし、回覧板すら回せなくなってきている。

このままだと町内会の機能はストップしてしまうだろう。

そのくせ、行事に参加できない方が寄付金を払ってくれるし、参加者が少ないからお金は使わないしで、年々お金は貯まる一方なのだ。だからお金だけは潤沢にあるのである。

貯めておいてもショウガナイから、この新年会で豪勢に使いましょうと言っても根が貧乏性なのか、ビンゴの景品も一人500円程度、食事も飲み放題で4000円程度でしかない。老人ばかりだし、昼間から大酒飲む人も居ないから使う費用はタカが知れている。

きっと帯広中が同じ様な町内会ばかりになっているのではなかろうか?

14:30にはお開きになった。この後することもないので、向かいの映画館に行って「ライフ・オブ・パイ」という映画を3Dで観た。インド人の少年がベンガル虎と一緒に10数日間も漂流する話である。なかなか面白かったのだが、終わり方が良く理解できなかった。妻との見解も合致しない。宗教観、人生観というものを問い掛けている映画なのであろう。不思議な感覚に陥る映画であった。

夜は例によって、また温泉銭湯に行ってたっぷり汗を流してきた。温泉に入るとグッスリ朝まで眠れるが嬉しい。