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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-02-19-Tuesday タイ2

タイに来るのは3回目。

バンコクとプーケットには来ているがチェンマイは初めてである。観光事業に関係していると色々な国や地域の実体を、実際に肌で知っておくことが重要になる。本やテレビなどでは実体はまったく分からないし、土地勘というものは現地に何日か滞在することが一番である。やはり百聞は一見に如かずなのである。

今回の旅行の目的の75%はゴルフであるが、その他に観光や食事なども楽しめる。

チェンマイに到着して宿泊先のチェンマイプラザホテルにチェックイン、すぐにロビーに集合して現地JTBの案内人サ〜ンさんに夕食の場所を紹介してもらう。

サ〜ンさんは63歳のタイ人男性であるが日本語は結構できる。結構というのはペラペラを100%としたら彼の日本語は65%といったところである。何とか意思の疎通が可能なレベルなのだが・・・。

ホテルから徒歩5分で「ナイトバザール」の開催場所がある。毎晩この場所に屋台が立ち並ぶ。このナイトバザール脇のタイ料理店に案内された。

皆、タイ料理が食べたいというのだが、私は苦手である。トムヤンクンに代表されるスープの酢っぱ味が嫌なのだ。香草のパクチーも苦手である。

それでも、中華料理と似ているチャーハンなどは何とか食べることが出来た。どうも海外に出ると食が細くなる。

私は食後に屋台を冷やかして一人ホテルに戻って寝たが・・・。

ホテルの前に「カラオケ」がある。このカラオケ、日本のものとは大いにシステムが異なるのである。女性が30名ほども店の前で客引きをしている。ようは形を変えた春を売る店なのだ。

タイはエイズが多いから恐ろしい。よくそんな気になるのものである。

翌、16日は羽田空港から入ってくる3人のメンバーの到着を待つ。午前中はバスを借り切って城壁内の旧市内の寺院観光である。3か所見たところでメンバーの一人が「どれも同じ様なお寺ばかりだから、もう十分、腹が減ったからホテルに戻って昼食にしよう」という。私はまだまだ観光を続けたいのだが、ワガママな連中ばかりである。

ホテルに戻って、羽田からの3人と合流、これで12人全員が揃い、メジョーゴルフ場に向かう。昼食はゴルフ場で食べることになった。

ゴルフ場までは50分ほども掛かり、ゴルフのプレー開始まで30分しかない。私一人が天麩羅うどんを注文、後の11人はみそラーメンを注文した。おそらくうどんの方がラーメンよりも早く出来ると思ったからだ。その通りラーメンよりは早かったのだが・・・。出て来るまでに20分も掛かった。しかも私は1番組である。サ〜ンさんに急かされて半分しか食べずにコースに向かったが、他の連中はゆっくり食べている。その間、私が組み合わせなどをキャディに伝える役目をすることになった。

このゴルフ場には受付というものがない。プレーヤー1人にキャディが1人ずつ付き、カートも付くから組み合わせ表がいらないと云うのだ。しかし、キャディバッグに名前を付けてない人がいるものだから、このキャディバッグは何組目だとかが全員分は判らない。名前ぐらい付けておけよ。

天気は快晴、気温は32℃くらいで蒸し暑い。−10℃以下の帯広からは気温差40℃以上もある。それでも初めてのコースでプレーするのは楽しいものである。

4日間とも異なるゴルフ場でプレーし、ゴルフが終わったら、2時間のタイ式マッサージを受けるのだ。マッサージの料金は2時間で300バーツ(1バーツ約3.3円)約1000円でしかしない。まるで天国みたいな贅沢な気分である。

タイの物価は安い。人件費がまだ安いからでもある。ゴルフのキャディへのチップも300バーツ(約1000円)である。

今回行ったメンバーの帯広での知人がリタイヤ後に、ここチェンマイに夫婦で永住している。一軒家を借りて3人のメイドを使い、1週間に3回ゴルフをしても1ヶ月10万円も掛からないのだというから驚きだ。日本から味噌と醤油と味の素を持って来たら食生活も十分にできるそうだ。

そういう生活も良いかなぁ。

タイは親日的だし、ほほ笑みの国と云われるくらいだから人の気質も良さそうだ。だが、善人ばかりではない。今回の旅行の最終日にメンバーの数人がホテルで盗難に遭った。

4時15分にモーニングコールが鳴り、5時15分から朝食、ホテルのチェックアウト時間が早朝6時という予定である。私は朝食後に大便をする習慣があるのでその予定通りに行動したのだが、何人かは朝食を食べる前に鍵を掛けずにチェックアウトをし、食後に部屋に戻ってトイレに行ったり、荷物を取りに行ったのであった。鍵を返却した直後に見回りのボーイが部屋に入って冷蔵庫などをチェックするのだが、どうやらそのボーイの手クセが悪いようなのである。枕元の指輪や部屋清掃人へのチップが無くなっていたのである。

ホテルのフロントにその旨言っても、出発時間が迫っているから調べる時間もないし、チェックアウトを済ませた後だからホテル側に責任はないと言う。そりゃ〜その通りである。そんなチェックアウトの仕方をした人間が悪いのだ。そのボーイも最終日のチェックアウト後を狙っているのであろう。

やはり、海外旅行に行ったら細心の注意を払わなければならない。日本に居る時の延長線上ではいけないのである。