隕石が落下し、その衝撃波は広島原爆の30倍の強さであったという。
推定、直径15m、重さは約7000トンの隕石が落下し、空中で3回爆発、その衝撃波で建物のガラスが割れて、大変な被害が出たというニュースだ。
ロシアでは1908年にシベリア上空で隕石が爆発して発生したと云われている「ツングースカ大爆発」以来の大爆発だという。
16日に地球に最接近する小惑星「2012DA14」があるが、それは地球には落下しないで通過すると云われていた。
最初はそれが計算違いで地球に落下したのかと思っていたのだが、どうやら別の隕石だったらしい。
地球への侵入角度が低かったから大気圏で燃え尽きずに地表近くまで接近し爆発したという。それでも、まだ空中で爆発したから衝撃波だけで済んだのであって、爆発せずに落下していたら被害はもっと大きなものなっていただろう。この隕石は100年に一度の大きさであるとのことだが、恐竜絶滅の原因の一つにはメキシコ湾辺りに落ちた小惑星によって引き起こされたという説もあるくらいだから、地震よりも恐ろしいかもしれない。
アメリカ映画に、地球に落下する軌道の小惑星をロケットで行って爆破するなってものがあったが、NASAは真剣に検討しているらしいから、いずれはそういう事態が起こるのかもしれない。
恐いものである。