北海道土産品部門は坂本ビルの1階に店舗があるのだが、現在は無人状態にしてあって店の前に張り紙だけをしてあるが、お客さんは商品を見たいとか買いたければ4階かもしくは6階の事務所に来て欲しいという、殿様商売丸出しのことをしているのである。
土産品は札幌でさえ、老舗の店がドンドンと閉店している。今はおみやげと云えばお菓子が全盛で、熊の木彫りなど重たくて嵩張るものは売れなくなっている。かつては熊の木彫りは私の会社でも一日に数十個も売ったこともあるが、これははるかな昔話になってしまった。
しかし、無人の店ではさすがに印象も悪いし、なにしろ常時店員がいなければ商売になんぞならないのである。
そこで、4階の介護ショップ「パーム」の中に土産部門も一緒に置いてしまおうということになり、今日から商品の移動を開始した。
什器類は明日に業者を頼んで行う予定である。
土産品は高価な一品作の木彫品が多く、十勝石の彫刻品もかなりの数ある。細かい作品が多いから移動には細心の注意を払わないと壊してしまいかねない。
人手がなかったので、しばらく清掃もしていないからかなり埃にまみれている。いやはや、これが商売をやっている姿勢であろうか。我ながら恥ずかしい。
今回の引っ越しを機に、少しは商売にも力を入れて、せめて値札も新しく造り直したり、見やすいように工夫をするつもりだ。ホームページも造りなおすことにしようと思う。