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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-03-19-Tuesday イラク戦争

20日はイラク戦争から10年が経つ。

アメリカのブッシュ大統領が、イラクは「大量破壊兵器を隠し持っている」として有無を言わさずに開戦した戦争だ。

当時の日本は小泉政権。その小泉政権は国民の人気を背景にして、ろくに検証もせずにサッサとアメリカ支援を表明したから、事実上戦争に参加したようなものである。結局、今に至るも「大量破壊兵器」は発見されていない。

隠れていたイラクのフセイン大統領は発見されると、まともな裁判も無しにこれまたサッサと処刑されてしまった。まるで裁判をやったらアメリカの横暴が暴かれるとでも言わんばかりの暴挙である。

この戦争は一体何だったのか?

こんな戦争が許されるのか?

アメリカのこの無茶苦茶な行動を世界が激しく非難しないのもオカシイ。国連では軽〜く非難決議をしただけである。もしも似た様なことを北朝鮮がやったら・・・。

アメリカは自分が世界の警察だ、みたいに勝手に思っているのかもしれないが誰も頼んでいないだろう。

こんな無茶苦茶が未だに国際社会でまかり通るんだから驚きだ。

結局、アメリカの論理だけが正義なのだろう。

TPPも同列だ。

アメリカは所詮、自分の事しか考えていない。同盟国ったって日本なんぞ属国程度にしか考えていないだろう。

アメリカの意に沿わない政治家が出てきたら潰すだけ。アメリカに尻尾を振る奴を首相にしているようなもんだ。

アメリカを盲信してついて行くのは実に危険なことであることを日本の政府はもっと理解する必要がある。

それとも自分の首がかかっているから、もはやTPPにも反対できないのかもしれない。

アメリカに追随したってロクなことにはならんのだぞ!