毎年、この時期には大雪が降る。今年も昨日の天気予報では十勝に大雪のマークが出ていたが・・・。
今朝は暖かくて庭の雪もだいぶ融けて来たから、この分だと天気予報が外れるかもしれない。もう雪はいらないから、是非とも外れて欲しいものだ。
東京では桜が五分咲きだといって花見客が場所取りしているニュースが流れたが、十勝も天気は良いが花見にはまだまだ早過ぎる。そこで妻と映画を観ようということになった。
今回観たのは「アルゴ」である。
例によって「夫婦50歳割引き料金」で2人で2000円は安いレジャーだ。私達夫婦はこれのお陰で、去年だけで何本の映画を観た事か!
アルゴは今から33年前1980年のイラン革命の時の、アメリカ大使館の職員脱出話だ。
去年アメリカでこの映画が上映された時に日本でも話題に登ったが、こんな脱出劇があったことを初めて知った。その時も「アメリカ大使館員を偽りの映画撮影話でイラン政府を欺いて脱出させた映画」くらいしか判らなかったのだ。
史実だという触れ込みであるが、そんなバカバカしい作戦が本当に遂行されたとは信じていなかったから、映画的な脚色がかなりあるものだと思っていたので、当初は観て観たいとは思っていなかったのだが・・・。
しかし、今年のアカデミー賞で作品賞と監督賞を獲得したというニュースを聞いて是非とも観てみたくなったのであるからアカデミー賞の威力はスゴイ!。
評判通り、面白い映画であった。史実に基づいている話だというので余計に緊迫感が生まれたのかもしれないが、結構ハラハラドキドキさせてくれた。近年観た映画の中では一番良かったと思う。