天気予報が当たってしまって残念だが、十勝はどうしても彼岸の頃に一夜に大雪が降るようだ。
昨夜銭湯から帰宅したら既に玄関前には10㎝ほどの雪が積もっていた。この時期の雪はビチャビチャの雪が多いから、朝方冷え込むと凍って重くなり除雪が大変になるので、お風呂上がりだがサッと除雪をしておくことにした。こうしておけば朝方の除雪がかなり楽になるのだ。
翌朝起きてみたら、夜中にかなり風が強かったのだろう、吹き溜まりが出来ている。我が家は風の通り道なので、夜中に除雪した箇所に吹き溜まりの雪が積もっていた。それでも夜中の内に除雪をしておいて良かった。
ビチャビチャの雪の上に、吹き溜まりの雪が積もった箇所は凍ってしまってビクともしない。
朝刊配達の人が踏んづけた足跡だけが点々と凍りついてアスファルトに張り付いて取れない。この時期の雪はアスファルト面を露出しておけば、昼の太陽熱で融けてくれるからまだ楽である。今日も最高気温が+2℃ということなのでかなり融けてくれるだろう。
帯広市は除雪費がもう底を着いているのか、今日は市道の除雪車がまったく入っていないようだ。どうせすぐ融けるだろうぐらいに思っているのかもしれないが、結構ワダチも出来ているから危険な場所があると思うが・・・。
朝刊の折り込みチラシを見て驚いた。7枚程度しか折り込んでいないチラシの中に3枚も東京方面からの弁護士の広告が入っていたからだ。その他にも新聞内の広告にも同様のものがあった。
いずれもサラ金などへの過払い請求の手伝いをしますよという広告だ。わざわざ帯広まで出張しなければならないほど弁護士の仕事がないのだろうか?
私が帯広に帰郷した1980(昭和55)年に帯広の弁護士はわずか5人しか居なかった。それがいまや25人も居るという。
生活や考え方がアメリカナイズされたことで日本でも訴訟が随分と増えたと聞くが・・・。
それに対応する為に、政府は司法試験を簡単にして弁護士の数を増やす政策を取ったから粗製乱造でやたらと弁護士が増えたと云う。
しかし、思ったほどの訴訟もないから、いわゆるイソ弁(居候弁護士)にもなれない弁護士が居るというのだ。
国も適度に増やしていけば良いのに、急激に増やすからこういうことになる。政策というのは先を見通す目という、いわゆる先見力が重要なのに、いつも起きた現象に対する対処療法しかしないから後手後手に回るのである。想像力というものが欠如している人間に政策を立案させるとこういう事態になるのだ。
TPPや原発も想像力が著しく欠如している連中が考えているから、国の将来像をハッキリと見る事が出来ていない。
この国の未来は暗い。