観て来た。例によって「夫婦50歳割引き」で二人で2000円である。
3時間もの長い映画だから、一人1000円ならたいして面白くない映画でも許せる金額なので観に行くことにしたのである。
クウェンティン・タランティーノ監督作品は理屈を付けて観てはいけないというのは最初から承知しているのだが・・・。
元々、映画はドキュメンタリー作品だとてエンターテインメントであるから完全な真実という訳ではない。ましてやSFや怪獣ものやお化けものなどは最初から設定が現実世界ではないが、それでもストーリーに無理があると自然には溶け込めない。やはりストーリーには必然性が重要な要素であると思っている。
これまた例によって、まだ、観ていない人の為にストーリーなどは書かないが、今回のジャンゴもところどころ
何で○○なの?
何で○○しなきゃいけないの????という箇所がいくつかあった。
まぁ、しかしこの世の中、頭の良い人間ばかりではないし、論理的に考えられる人間ばかりではない。だからこそ、何で!という不条理な事件が起こるのであるから、事実は小説よりも奇なりで、映画が不条理であるのはオカシナことではないのかもしれない。
妻は、普段は人が殺される映画などは好きではないと言ってほとんど観ないのだが、今回は観終わった後で、何だか気分がスッキリしたと言っていたから、よっぽどストレスが貯まっていたのだろう。
話は変わるが、帯広の映画館では私の観たい映画を上映してくれないので悔しい思いをしている。
大のヒッチコックファンとしては、ヒッチコックを観たいのだが・・・。