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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-04-13-Saturday 新刊本

12日、私の会社に

「同友館」と云う聞き慣れない出版社から「贈呈」の赤文字の入った郵便物が届いた。

中を開けてみると「著者 謹呈」と書かれた短冊が貼られた黄緑色の表紙の「地域が元気になるために本当に必要なこと(人づくりから始まった地域再生の5つの物語)高橋徳行編集、村上義昭・鈴木正明著(2013年3月30日 第一刷発行)2200円」と云う本が入っていた。

編者及び著者の高橋徳行(たかはし のりゆき)武蔵大学経済学部経営学科教授とは、十勝環境ラボラトリー(TKL)の「国際環境大学公開講座」で講師をしていただいた斎藤聖美(さいとう きよみ)(ジェイ・ボンド東短証券(株))さんの紹介でお会いし、その後、北の屋台の取材を受けたり、私が武蔵大学で数度講演したりと親しくお付き合いをさせていただいている方である。

ざっと目を通してみた。本の主題は、地域、とりわけ地方と呼ばれる地域のアントレプレナーシップ(起業活動)である。

本書の全211頁の内、P52〜P78までが北の屋台及び私の話で占められているのに驚いた。

「はじめに」で筆者が「インフラが良くなるだけで地域が元気になるという構図に疑問を抱いて、普通の起業家や経営者が元気になる仕組みを今こそ考えるべきではないかと沖縄県石垣島の新石垣空港を訪れて思ったところからこの物語りは始まる。

そして、訪問先の第一番目がなんと帯広の北の屋台なのである。

しかし、筆者は「現在の北の屋台には興味が無い」と云う。現在の北の屋台には創業者である坂本和昭の起業の精神がほとんど失われてしまったからだという。訪問の目的は坂本和昭に創業の話をインタビューすることであるというのだから・・・。

帯広以外の訪問先は②「青森県板柳町(板柳町ふるさとセンター)」、③「岩手県花巻市(花巻市起業化センター)」、④「大分県豊後高田市(昭和の町)」、⑤「沖縄県読谷村(読谷ククルリゾート沖縄)」が紹介されている。是非ご一読下さい。