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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-04-20-Saturday NPO

岩手県山田町に

3.11の東日本大震災でボランティアに入ったNPOが問題となっている。

ざっと経過を見ると、2011年3月11日の東日本大震災で岩手県山田町が大きな被害を受け、旭川のNPO法人「大雪りばぁねっと」が遺体捜索のボランティアとして山田町に入り、数々の活動が認められて、同法人の代表・岡田栄悟氏は復興支援参与に任命された。

活動の場を広げるために多くの人手が必要となり「町民を雇用しよう!」という流れになり、緊急雇用創設事業で4億円の運用を岡田栄悟氏は任され、更に2012年度の同事業の7億9000万円も任される。

2012年11月、岡田栄悟氏は町長に「7億9000万円を全て使ったので不足分を出して欲しい」と要望。同年12月雇用されていた137名の町民が「お給料払えない」という理由で解雇される。山田町が調べると、約5億円の使用不明金があることが判明した。

不明朗な使用には、ベンツのトラックや特注の1700万もする救難ボートの購入、一着十数万円のアルマーニの制服の支給、出張という名の全国旅行巡りや高級食材の食べまくり、ニューハーフを呼んでのショー等などの事実が次々と明らかになった。

しかも借りていたことになっている物件のリース支払い先の会社は同法人の幹部が社長を務めていたし、なんとそこに1億円も支払っていたという。

山田町で活動するにあたり、岡田栄悟氏は履歴書を町長に提出していなかったことも発覚したというが、そんな正体不明の人物に多額の費用を任せてしまっていたらしいのだ。

人を外見で判断してはいけないということは百も承知だが、NPOの代表がこんなにデブではいけないだろう。

復興予算には税金も使われているし、世界中からの浄財も入っているだろう。訳のわからんこんな遊び事に5億円も使われたのでは頭に来る。山田町が請求したところで、使い切ってしまって金は無いというのだから、取り戻すことは難しいだろう。せめて詐欺罪かなにかで刑務所にでも入ってもらわなければ国民の気がすまないだろう。

岡田氏はテレビでインタヴューを受けていたが、恥を知らないタイプの人間なのだろう。

NPOは明朗な会計をしなければならない。まちづくりと称して私腹を肥やすような輩が帯広にもいるが、こう云う奴らはまちづくりをする資格がない。これを機にまちづくり団体の会計報告を一般公開して不正をさせないように市民が目を光らせるべきではないだろうか。