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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-05-01-Wednesday 驚かせるなよ!

30日の夜、

午前中に大嫌いな病院での検査をしたものだから、心身ともに疲れ果てたので、早々に眠ることにして、テレビを消そうと思った瞬間に、ニュース速報の音がポーッポーッと鳴ったので消すのを止めて画面に見入ってテロップの文字を読んだら「富士山が・・・」の文字が飛び込んで来た。スワッ遂に富士山が噴火したのか!と驚いたら・・・。

その後に続いたテロップの文字は「世界遺産に登録云々」の文字である。

しかも、別に世界遺産に登録が決定した訳でもなく、単に受け付けられそうだというだけの、どうでも良いニュースではないか。

こんなモノをこの時間帯にニュース速報で流すほどの意味があるのか?

こちとら、ビックリしてしまって、すっかり眠気が覚めてしまったではないか!

人を驚かすにも限度があるってもんだ。私のように「富士山が噴火したのか?」と思った人間は日本全国にかなりの数居るのではないだろうか?

これは明らかにテレビ局の悪ふざけの部類であろう。

東京都の猪瀬知事が、自ら働き掛けたアメリカの新聞社のインタビュー記事で、トルコの悪口を言ったとかで、朝からテレビ局が騒いでいる。

何でもオリンピック招致では、対立候補の悪口を言ってはいけない決まりがあるそうだ。最初は強気でいた猪瀬知事も、さすがにマズイと思ったのか囲み取材の中で謝罪を表明していたが、どうも本心は何が悪いんだくらいにしか思っていないような不貞腐れた態度であった。

まぁ、政治家の口の軽さ、失言は枚挙に暇がないが、この取材は急に新聞社から求められた取材ではなく、自ら頼んだ取材だと言うのだからアホとしか思えない。

実に不用意な発言である。(そもそも政治家はツイッターなんてものはやるべきではないだろうと私は思うが猪瀬知事もやっているようだ)

新聞社もテレビ局も、東京招致はアヤシイ雲行きで、どうやらイスタンブールには負けそうだと感じていたのか、この際だから敗戦の責任をこの猪瀬発言のせいにしてしまえ!みたいに見えるほどの攻撃の仕方である。

なんとも嫌らしい責任の押し付けのようにも見えるが、招致活動のトップの発言としては、何とも不用意で情けない発言である。

何十億円もの金を掛けてのオリンピック招致活動が、この発言でパーになったのなら、会社の経営者なら責任取って辞任しなければならないような重大な事態であろう。

果たして今年の9月の決定はどうなるのだろうか?見物である。