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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-01-Saturday ネットオークション

先日ネットオークションで

2000円(せり上がって2000円という金額になったのではなく、最初から2000円の価格を出品者が付けていた)で落札したマジックの冊子が届いたので開封したところ・・・。

中から出てきたのは、コピーして半分に折ったA4版の紙10枚を、背中側で2ヶ所ホチキスで留めただけの代物であった。

コピーだなんて商品説明には何も書かれていないし、添付されている写真だけではコピーなのかどうかは判然としない。私は原本をコレクションしているのであってコピーなんぞ集めている訳ではないのだ。コピーモノなら入札なんて端からしない。

第一、こんな事ってありえないだろう。

マジックは「種」が全てだ。自分の考案したオリジナルマジックならまだしも、他人が考案したマジックをコピーしてホチキス留めしたものを出品するなんて!

あんまり頭に来たものだから、評価のところに「非常に悪い」「だたのコピーをこの値段で出すなんて詐欺だ!」と書いて提出したら、すぐに出品者からメールが届いた。

「いきなり評価で非常に悪いと書くのは如何なものか?(貴方は)コピーと書いてあるが、これはコピーなのか?云々」という問いである。私は「少なくとも印刷物でないことだけは確かであろう。これをコピーと呼ばずして、一体何をコピーと呼ぶのか?」と逆に問うた。

どうやら、この出品者はマジックの道具を多数落札した中に、このコピーが入っていて、それをそのまま(正規の教本と認識して)出品したらしいのだ。

たしかに、マジック教室では、本をコピーしたものを資料として使用するケースも中にはある。しかし、それをネットオークションで販売してはいけないだろうに。

自分でコピーしたものではないと云っても、これは明らかに著作権法の違法行為にあたるであろう。

こんなやり取りを何度かしている内に、相手は非を認め、すぐに返金してきた。

私も商品が届いてから、すぐに「非常に悪い」と評価をする前に、出品者に苦情を言ってから、その対応が悪かった場合に「非常に悪い」と評価した方がよかったと反省した。

私にしては珍しく拙速な行動をしてしまったと反省している。