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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-16-Sunday 緒方知三郎

先日のネットオークションで

残念ながら落札できなかった「緒方知三郎先生追想録」の顛末を書いたが、同じ出品者のK氏が似た様な題名の「緒方知三郎著 奇術と私 八十歳記念出版」という冊子を出品された。

内容をみると、「奇術と私」が先に出版され、「追想録」の方は緒方知三郎さんが亡くなられた後に補筆出版されたもののようである。だから「奇術と私」の方が薄い本のようであるが・・・。

先の「追想録」は二転三転して、結局は入手できなかったことが、非常に悔やまれるので、今回は何としても入手したいと思ったのである。

こんな薄い冊子で、しかもマジックの種はひとつも載っていないものなど欲しがるマジックマニアなんて日本にはそうそう大勢居るはずがない。

前回の「追想録」は、ちょうど落札締切り時間に会合に出席していた為にPCの前に陣取れなかったのが敗因だった。

会合に出掛ける前には入札価格が1200円代だったから、こんな本を5000円以上も出して買うアホは他にはいないだろうと思ったが、それでも一応7777円を付けて安心して会合に出席し、帰宅してみたら8000円で落札されていたのであった。この世の中には私みたいなアホウが大勢居るようである。

前回の落札に失敗したから、今回は日曜の夜にテレビも見ないでPCとズ〜ッとにらめっこしていた。

締切り直前に価格がドンドンと高騰していき遂に15500円までいった。何と前回の「追想録」の倍である。入札相手のヤフーIDを見ると前回の追想録とはまた別人である。ヘェ〜ッ日本にこの手の本を欲しがる奴がこんなに何人も居る事に正直驚いた。こんなことなら前回にもっと気張っていればと、ますます悔やまれるが、今回は絶対に負けたくない。こうなったら意地でも落札してやると覚悟したが、結局それ以上にはならずにようやく私が落札できた。

テレビを見て居た妻が「何をバカなことをやっているの!そんな冊子に15500円!バッカじゃないの!いい加減にしなさい!」と強い口調で叱責する。

女には男のコレクター心理は理解不能なのだろう。コレクションは金じゃぁないんだ。