ゴルフの全米オープン選手権を見た。
大好きなプレーヤーであるフィル・ミケルソンが前日3日目のトップに立ったからである。ミケルソンはこれまで5回もこの全米オープンで2位になっているが優勝はしていない。
彼ももう43歳だから、そろそろメジャーでの優勝は難しい年齢になってきている。今年こそは彼に勝たせてあげたいなぁと思いながら応援していたのであるが・・・。
結果から書くとミケルソンはまた今年も2位で終わり、史上最多の2位という記録を更新してしまった。
この大会の優勝には縁がないのかもしれない。
最終日ミケルソンは唯一人のアンダーパーで−1で単独首位でスタートしたが、インコースではダブルボギーを2つも叩いて後退していた。
今日が誕生日と云うミケルソンは、前日に娘の卒業式(って言っていたように思う)に出席する為に自家用飛行機を操縦してゴルフ場と会場を往復したというから恐れ入る。何と言う家族思いなのだろう。普通なら考えられない行為だ。
だが、そんなことをするくらいだから自信もあったのだろうなぁ〜。
何かやってくれそうな気配を感じながら見ていたら、アウトに入った10番で右ラフ75ヤードからの第二打が直接カップインしてイーグルを決めトップタイに並んだのである。
だが、13番の121ヤードと云う短いショートホールでティショットを軽く打ったように見えたが、それがハーフトップ(したように見えた)してグリーンをオーバーして痛恨のボギーを叩いてしまった。結局これが命取りになって6回目の2位という順位になってしまった。
121ヤードなら私でもピッチングウェッジで打つ距離だし、80%以上はワンオンさせる自信もある距離だ。それを世界のトッププロがミスするのだからゴルフは難しい。
優勝はイギリスのジャスティン・ローズでスコアは+1。これだけ世界のトップランクの選手がプレーして優勝スコアが+1なんていうのだから、ものすごく難しいコースだったのだろう。
日本の松山英樹は最終日はベストスコアに並ぶ67打で回って第10位になった。
初出場で10位というのはすごいことだ。今後は彼に期待したい。
朝早く起きて見たテレビであったが、なかなか面白いゲームであった。