«前の日記(■2013-06-19-Wednesday) 最新 次の日記(■2013-06-21-Friday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-20-Thursday 悪ダクミ

悪ダクミとPCに打ち込んで

漢字変換をさせようとしたら「悪巧み」と出てきた。

私は「悪ダクミ」を悪い企み(わるいたくらみ)をすることだと解釈していたから、漢字では「悪企み」と書くとズ〜ッと思っていたのだが、「悪巧み」と書くとなると「悪いことが巧みな人」という意味もあるのだろう。

どちらにしてもあまり良い意味で使われてはいない言葉だ。

しかし、世の中には「悪い企みに巧み」な人間が大勢いるものだ。

こう云う種類の人間は、普段からいつも「悪いこと(他人に害を与えること)」ばかりを考えているのだろう。きっとそれが習性になってしまっているのかもしれない。

「良いこと(他人に益を与えること)」にその頭脳を使えば世の中が少しは暮らし良くなるのに・・・。

他人に益は一切与えたくなくて、でも自分にだけは利益が集まるようにしたいという腐った根性の持ち主なのだろうなぁ〜。

こういう人間は信頼はされないだろうと思うのだが・・・。

でも、表面上は良い人を装っているし、悪いことが発覚しても、自分は知らなかったとしらばっくれるか、自分は犠牲者側だなんてことを平気で言う詐話師と云うか詐欺師というか、そういう気質も持ち合わせているようだから、実に他人を騙くらかすのが巧みなのである。

アレッなんか変だなぁ〜と思っても、巧みに誘導していったり、場を取り繕ったりするのが上手いものだから、知らない間に傷口を広げてしまう。

しかし、こう云う人間に簡単に騙されたり、騙されていると分かっていながらも自分にも利益のおこぼれがあるかもしれないなんて云う「スケベ根性」を持っている人も居るから世の中ややこやしいのである。

一体、何処までが被害者で、どこから犯罪者なのかの区別も難しい事例もあるから厄介なのである。

しかし、悪いことは悪い。

平気で詐術をほどこし、他人の利益を害して、せこい金を得る人間は問題である。ましてやそれがある程度のポジションに居る人間なら尚更のことである。

周りに居る人間が正してあげなければ、いつしか自分が王様であるかの様に錯覚して専制君主のように横暴な振る舞いに及ぶ人間も出て来るだろう。そうなって犯罪が大きくなってしまってから慌てるのは組織の責任でもある。

この世の中、自分の地位やプライドが邪魔をしたり、保身に走るあまりに犯罪を助長させている例が、最近の新聞やニュースの事例をみても、何と多いことか。

自分は、果たしてそうなっていないか、自分の胸に手を当ててよ〜く考えてみよう。