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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-28-Friday コミッショナー

日本プロ野球選手会が

27日、統一球の仕様変更を隠していた問題で、セ・パ両リーグ理事長あてに要望書を提出した。

一連の騒動の原因として、NPBの組織構造上に問題があったことを指摘した上で「とりわけ、プロ野球の将来について消極的で責任回避的な人物がこれまでコミッショナーを務め続けてきたことにある」と、名前こそ明記してはいないが、暗に加藤コミッショナーを批判している。

第三者委員会の公正な調査などを求めたほか、事実上、加藤良三NPBコミッショナーの辞任を求める内容になっている。

野球協約ではコミッショナーは極めて強大な権力を有する者であり、その裁決は絶対的なものとされている。

それでいて、コミッショナーの業務は週に1回で年収は2400万円であるとされているから、外交官を辞めた人間にとっては箔も付くし、金銭的にも極めて魅力的なポジションであろう。

しかし、加藤コミッショナーは3.11の東日本大震災の際のプロ野球の開幕日の決定でも、選手会の意向にはまったく取りあわず、巨人のナベツネの意向に従ったことでミソをつけている。

本来、球団を超越した立場であるはずのコミッショナーが一球団オーナーの意向にヘイコラしているでは、そもそもの存在理由がない。

今回の、「私は知らなかった」や「不祥事とは考えていない」発言などは加藤コミッショナーの不適格さを露呈した。

こういう強いものには弱くてヘツライ、弱いものには強くでて威張るという人物がコミッショナーでは選手も不安であろうし、野球界全体としても問題が大きい。

官僚的で、仕事が出来なくて、威張るだけで、責任感の欠如している人間は野球界のリーダーには相応しくないだろう。

地位にしがみついて醜い姿を晒すよりも、ここはあっさりと、素早く辞任した方が本人の為でもあると思うが・・・。