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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-27-Thursday ○が悪い?

26日に国会が閉幕した。

最後の日に採決が予定されていた電気事業法改正案などの政府提出の重要4法案が廃案に追い込まれたそうな。

参院本会議で安倍首相の問責決議案が民主党などの野党の賛成多数で可決されたので、慣例に従ってその後の審議を野党側が拒否した為であるという。

ニュースでは、先に4法案を採決、可決させてから、問責決議案の採決をする方法もあったのだから、そうすれば良いのに云々と言っていたが、どうやら、自民党と民主党の政争の道具に4法案が利用されたようである。

国会議員の連中は一体何を考えているのか?

実にクダラナイ!

今回廃案に追い込まれた「電気事業法改正案」は発送電分離などの今後の電力会社の地域独占を見直すきっかけとなりうる法案だったというではないか。

その他に、海外を運行する日本の船舶を海賊から守る「日本船舶警備特別措置法案」、就労支援策を盛り込んだ「生活保護法改正案」、生活保護に陥る前段階で支援しようという「生活困窮者自立支援法案」の3つの重要法案があったというから、国民は皆、頭に来ているのではないか?

いや、呆れているかも・・・。

その怒りの矛先はどこの政党に向かうのだろうか?といえば、恐らく民主党であろう。

民主党は、野党共闘を優先するのか、重要法案を優先するのかの選択で、野党共闘を選んだことになるからだ。

実際問題はかなり複雑で、ややこしいことになっているようだが、実は自民党が7月の参院選挙対策として、今回の混乱を上手く姑息に利用したという事らしいのだが、結果的には野党が4法案を潰したようにしか国民には映らないからだ。

問責決議案には法的拘束力は全く何もない。ましてや国会の最終日に可決したところで何の実効性も意味もない。そんなものを可決したところで一体何があると云うのか?

民主党はそんな程度の法案でしかない問責決議案と重要4法案を秤に掛けたら、問責決議案が勝ったという判断なのだろう。はっきり言ってバカ丸出しである。

やっぱり、こいつらは国民生活よりも政局を選んだのだと言われること必至であろう。

民主党はそんなことも読めないのか?無能な奴らの集まりだという印象を決定的にした。

自民党も民主党も、どっちもどっちだが、国民の印象は圧倒的に民主党の方が分が悪い。

このブログの表題の「○」の中に入れる文字は最初は「勘」とでも書こうと思ったのだが「頭」に替えることにする。